カンショでん粉交付金7千円上げ3万円台に2014年9月16日
農水省は平成26年度(※)砂糖・異性化糖・でん粉の価格調整の指標を決めた。
この制度は、国内外の生産条件の格差を補正するため、安価な輸入品から徴収した調整金を財源として、国内の生産者に輸入品との差額相当を交付するもの。
26年度の砂糖調整基準価格(輸入品と国産糖との価格調整の基準となる価格)は、1トンあたり15万3200円、輸入者から徴収する調整金の負担水準を決める調整率は37%で、ともに前年度と変わらず。ただし、交付金単価はてん菜が1トンあたり2万1040円で前年度に比べて1617円安くなった。サトウキビは地域によって異なるが、おおむね200?400円前後安くなっている。
異性化糖は、基準価格が同1382円上がって17万7973円で、調整率は同0.1ポイント上がって15.16%となった。
でん粉は、基準価格が同2430円上がって15万600円、調整率は同0.583ポイント上がって5.682%。交付金単価は、カンショ原料が同543円上がって1万6113円、バレイショ原料が同7140円あがって3万1730円となった。
(※砂糖、でん粉の年度は10月1日から翌年の9月30日まで。)

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