29年産小麦収穫量14%増2017年11月22日
農水省は平成29年産4麦の収穫量を11月21日公表した。全国の子実用4麦(小麦、二条大麦、六条大麦およびはだか麦)の収穫量は108万7000tで、前年産に比べ12万6000t(13%)増えた。
内訳は小麦が90万4900tの収穫量で、前年産に比べて11万4000t(14%)増えた。おおむね天候に恵まれ、生育が順調で登熟も良好だったため、10a当たり収量が前年産に比べ15%上回った。
二条大麦は11万80000tの収穫量で、前年産より1万1200t(10%)増えた。おおむね天候に恵まれ、生育が順調で登熟も良好だったこと等から、10a当たり収量が前年産より10%上回った。
六条大麦は5万1200㌧の収穫量で、前年産より2400t(4%)の減。北陸地域の降雨の影響で10a収量が前年産より4%下回った。
はだか麦は収穫量1万2700t(27%)前年産を上回った。おおむね天候に恵まれ、生育が順調で、登熟も良好だったため、10a収量が前年産を28%上回った。
(関連記事)
・30年産の価格が分かる「コメ先物市場」(17.11.06)
・【JAふくしま未来】震災を乗り越え、農業を続ける想いを実現(前編)(17.10.27)
・輸入小麦 政府売渡価格3.6%値上げ-10月から(17.09.07)
・【2017年 JAの米実態調査から】第1回 地域で異なる主食米作付(17.09.01)
・気温上昇が収量増に影響 トウモロコシは1.8度、米・麦が3.2度以上(17.08.30)
・超強力小麦「ゆめちから」で大臣賞(17.08.22)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産米の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































