幻の酒米「亀の尾」使用 米文化を守る「楯野川 Shield 亀の尾」発売2023年3月7日
楯の川酒造（山形県酒田市）は3月22日、地元庄内発祥の酒米でコシヒカリ、つや姫などブランド米のルーツとなった「亀の尾」を使った「楯野川 Shield（シールド） 亀の尾」を発売する。
天保3（1832）年創業の楯の川酒造がある酒田市を含む庄内地方は、古くから米の生産が盛んで、昔から個々の農家で米の品種改良や新品種の開発を行っていたという記録が残っている。同社は日本酒という形で今後も後世へ継承していくため、「Shieldシリーズ」として、庄内発祥の米を活用した日本酒を醸している。
酒米「亀の尾」は、1893年に庄内地方で発見された"幻の酒米"といわれる品種で、明治初期には「西は雄町・東は亀の尾」と呼ばれるほど知られていた。飯米としても優秀で、東北の人気銘柄「ひとめぼれ」や「つや姫」に、「コシヒカリ」も、亀の尾がルーツとなっている。栽培が現代の農法に向かないことから、一時期は姿を消したが、近年多くの蔵元が力を入れて復活に向けて取り組み、亀の尾を使った日本酒も増えいる。
「楯野川 Shield 亀の尾」は、香り高く、甘味と酸味を均衡かつ豊かに感じられる日本酒で、食中酒としておすすめ。味わいがしっかりしているため、「牛すじ肉とこんにゃくの煮込み」など味が染み込んでいたり、しっかりと味付けされている料理と相性がよい。
今年で4年目を迎えるShieldシリーズは、新たにボトルデザインをリニューアル。「新しい解釈を取り入れつつ、古き良きものを守る」というShieldシリーズのコンセプトを表現した。「楯野川 Shield （シールド） 亀の尾」（720ml）は2365円、同1800mlは4180円。いずれも税込。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】果樹類にカメムシ類 県内全域で多発のおそれ 栃木県2024年5月14日 -
適正な価格形成の仕組み 基本計画策定と並行し検討 坂本農相2024年5月14日 -
災害用食料品「備蓄しているが十分ではない」が過半数 農林中央金庫調査2024年5月14日 -
【人事異動】雪印メグミルク（6月1日付、6月26日付、6月27日付）2024年5月14日 -
「ＳＥＡＤＳ」第5期生に組合長が講話 ＪＡ鶴岡2024年5月14日 -
米の長期保存食にエコマーク認定容器とライスレジンスプーン採用 アルファー食品2024年5月14日 -
江戸東京野菜「都内高校生料理コンテスト2024」開催 ＪＡ東京中央会2024年5月14日 -
ファミマル産地応援シリーズ 福島県産桃のアイスバー「とろける食感ぎゅっと桃」発売2024年5月14日 -
JPIセミナー「みどりの食料システム戦略の実現に向けた法律・予算・税制面等の推進方策」開催2024年5月14日 -
ナイルワークスのドローン「Nile-JZ Plus」がBASFの栽培管理支援システムと連携2024年5月14日 -
【役員人事】日本農薬（6月19日付）2024年5月14日 -
売上高は0.9％増、経常利益は23.7％減 2024年3月期決算短信 日本農薬2024年5月14日 -
農薬散布のコスト削減ドローン活用 無料実演セミナー 福岡県田川市で開催 セキド2024年5月14日 -
全車両EV化へ 新たに223台を導入 グリーンコープ共同体2024年5月14日 -
就農相談会「新・農業人フェア」7月20日スタート 農協観光2024年5月14日 -
ヒートストレスから家畜を守る農畜産用断熱材「コープランPP」新発売 アキレス2024年5月14日 -
ICT活用し困窮者支援 生協拠点で「緊急お助けパック」配付 パルシステム2024年5月14日 -
1日限定の特別弁当 夕食宅配ちょっとぜいたく「合盛り御膳」販売 パルシステム千葉2024年5月14日 -
「赤い壺」監修「本辛ビーフカレー」「本辛麻婆丼」夏季限定で新発売 エスビー食品2024年5月14日 -
「ハッピーターン パウダーマニア」に新フレーバー登場 亀田製菓2024年5月14日
みどり戦略
注目のテーマ
注目のテーマ
ＪＡ人事
