米:農協協会 JAの米実態調査 22年産米
【農協協会 JAの米実態調査 22年産米・4】麦・大豆の作付けが増2023年9月8日
【図6】転作用の大豆の作付面積
【大豆】
食料安全保障の重要性が高まるなか輸入依存度の高い大豆と小麦の増産も課題となっている。
大豆の生産は22年産では全国平均で1JA当たり344ha。平均10a収は141kgとなった。23年産では353ha、5年後の27年産では360haと、22年産比で4.7%増の見込みとなった。
北海道は22年産で平均444ha。10a収は221kg。23年産の見込みは22年産と同じだが、27年産は461haと3.8%増の見込みとなった。
東日本では22年産は平均326ha。10a収は146kgだった。23年産では337ha、27年産では344haと5.5%増の見込みとなった。西日本では22年産は平均307ha。10a収は123kgだった。23年産では318ha、5年後の27年産では315haとやや減少するとの見込みだった。
九州では22年産は平均400ha。10a収は108kgだった。23年産では406ha、27年産では429haと22年産比で7.3%増の見込みとなった。
【小麦】
22年産の全国平均1JA当たりの小麦の作付面積は442ha。10a収は324kgとなった。23年産では453ha、5年後の27年産では462haと22年産比4.5%増の見込みとなった。
北海道では22年産は平均971ha。10a収は391kg。23年産は976ha、27年産は1009haと3.9%増の見込みとなった。
東日本では22年産は平均221ha。10a収は287kgとなった。23年産では231ha、27年産では232haと22年産比4.9%増の見込みとなった。
西日本では22年産は平均440ha。10a収は326kgだった。23年産は455ha、27年産では456haと22年産比3.6%増の見込みとなった。
九州では22年産は平均527ha。10a収は368kgとなった。23年産は530ha、27年産は565haと22年産比7.2%増の見込みとなった。小麦はいずれの地域でも今後、作付面積を増やしていく意向が示された。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日