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配合飼料価格 1トンあたり5500円値上げ 3期連続値上げ-JA全農2021年3月19日

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JA全農は3月19日、4~6月期の配合飼料供給価格を1~3月期に対して全国全畜種総平均1トンあたり5500円値上げすると発表した。

値上げは昨年10~12月期から3期連続となる。要因はトウモロコシの国際価格の上昇と円安。1トンあたり5500円と大幅な値上げとなった。

トウモロコシのシカゴ定期は12月上旬は1ブッシェル(25.4kg)4.2ドルだったが、中国による米国産トウモロコシの大量買付けや、生産量の減少で期末在庫率が減少したこと、また、南米産地で新穀の収穫が遅れていることなどを受けて高騰した。現在は同5.4ドル前後まで上がっている。

また、シカゴ定期の価格に上乗せされる内陸産地からの集荷コストなどは、輸出需要が米国産に集中していることから底堅く推移している。

今後は南米産地の作柄と米国産新穀の作付時の天候に左右されるものの、米国農務省の3月9日発表の需給見通しによると、期末在庫率が25.0%と対前年比1.7ポイント減と低水準にあることから、JA全農によると「相場は堅調に推移するものと見込まれる」という。

大豆粕のシカゴ定期は12月上旬には1トン420ドル前後だったが、米国農務省が1月に発表した需給見通しで大豆の輸出需要が上方修正され、期末在庫率が歴史的な低水準(米農務省3月発表で米国2.6%の見込み)となったことや、南米産地の乾燥による作柄悪化懸念などから高騰し、同500ドルに跳ね上がった。その後、南米産地で新穀大豆の収穫が始まったことから相場はやや軟化しているが、現在も同450ドル前後で推移している。国内の大豆粕価格はシカゴ定期が上昇していることから値上がりが見込まれている。

海上運賃は11月には1トン45ドル前後(米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃)で推移していたが、中国向けをはじめとした旺盛な穀物輸送需要や、世界的な寒波による石炭輸送需要の急増、原油相場の急騰などで上昇し、現在は同60ドル前後で推移している。

今後は南米産大豆の輸送需要が本格化することに加え、原油相場が上昇していることから海上運賃は堅調に推移する見込みだという。

円ドル相場は12月には1ドル104円前後で推移していたが、バイデン大統領による追加経済対策や新型コロナワクチンの普及などによる経済活動回復への期待から現在は同108円台推移している。今後は米国の金融緩和策は継続することから、一進一退の相場展開が見込まれるという。

今回はトン5500円と大幅な値上げとなった。JA全農は引き続き配合飼料の銘柄集約や、国産飼料用米の利用、生産者の生産性向上支援に取り組んでいくとしている。

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