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【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日

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岩手県病害虫防除所は、県内各地のりんご園地でハダニ類が多発していることから、7月31日に令和7年度病害虫発生予察注意報第8号を発表した。

図1:ハダニ類の発生園地率の年次推移(7月後半、目通り、左:ナミハダニ、右:リンゴハダニ)

岩手県病害虫防除所によると、7月後半の巡回調査では、発生園地率はナミハダニが54.8%(平年34.9%)、リンゴハダニが38.7%(平年29.0%)でともに平年より高かった。(図1)。ハダニ類の時期別発生園地率は、6月は平年より低く推移したが、7月以降平年並から平年より高く推移している(図2)。

図2: ハダニ類の時期別発生園地率の推移(目通り、左:ナミハダニ、右:リンゴハダニ)

向こう1か月(7/26~8/25)の気温は平年より高い予報で、ハダニ類の増殖に好適な条件となる。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)ハダニ類の要防除水準は寄生葉率30%。わい性樹では主幹近くの新梢葉、普通樹では主幹・主枝の徒長枝の下位葉を良く観察する。なお、目通りでの発生が少なくても、樹上部で多発している場合があるため、樹上部の徒長枝葉も観察し、要防除水準に達した場合は直ちに防除を実施する。

わい性樹での観察場所

新梢での観察部位

(2)夏期はハダニ類の増殖が速いため、防除適期を逃がさないよう注意すること。

(3)薬剤が樹上部までかかるよう十分量を丁寧に散布する。不要な徒長枝は散布ムラの原因となるため、早めに剪除し薬剤のかかりやすい樹形を維持する。

(4)薬剤抵抗性ハダニの発現回避のため、同一系統の薬剤は1シーズン1回の使用に限る。また、複数年を単位とした薬剤のローテーションを遵守する。

(5)殺ダニ剤のダニオーテフロアブルは、銅剤との混用により効果の低下が懸念されるため、混用しない。また、近接散布による効果の低下を避けるため、ダニオーテフロアブルの散布から 10日以上は銅剤を散布せず、銅剤散布後は1か月以上ダニオーテフロアブルを散布しない。

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