自働体重・体調測定ロボットを提供開始 タイ国スマート農業実証事業にも採択 Eco-Pork2022年3月8日
Eco-Porkは、国内初となる「自働体重・体調測定ロボット(ABC)」の提供を始めた。同製品は3月10日まで開催中の「関西農業Week」と4月27日に開幕する「国際養鶏養豚総合展2022」で展示・販売。また、同社はタイ国スマート農業の実証事業にも採択され、日本国農林水産省とタイ政府と協力し、タイで実証・販売を予定している。
A農場「自働体重・体調測定ロボット(ABC)」
「自働体重・体調測定ロボット(ABC)」は、新たに開発した自働撮像ロボットと開発済AI豚カメラ(ABC)を融合したことで、ロボットが完全自動で豚舎内を移動し、豚舎内全ての豚体重/体調を自働で測定・集計する。
AI豚カメラは、複数頭の肥育豚を一度に完全自働で測定できるハードウェアで、同社の養豚経営管理システム「Porker」への即時連携が可能。豚の輪郭や特徴点を捉えて体重推計するため、豚が寝転んでいる・豚が重なり合い輪郭特定できないなど、豚房内で起こる全ての状態で測定できる。また、実用化に先駆け、2021年までに関連特許を13件取得し、現在国際特許への移行を開始している。
同カメラは、鹿児島県のジャパンファームなど複数企業で2021年から本格運用・正式導入が始まっている。
また、同社は農林水産省「令和3年度海外農業・貿易投資環境調査分析委託事業」(みどりの食料システム戦略の取組モデルの実践:タイにおけるスマート農業の実証事業)に採択された。
同事業は、タイでの実証・事業展開の有効性や課題・障壁・解決方法を明らかにすることで、日本のスマート農業技術の海外展開を促進。タイの農業の課題解決につなげることを目的に、農水省がタイ政府とも協力の上、タイでのスマート農業技術の実証や事業展開を検討されている事業者に様々な支援を行う。
B農場「自働体重・体調測定ロボット(ABC)」
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