牛など反芻動物の健康と動物福祉で優れた研究を支援 ベーリンガーインゲルハイム2022年4月6日
ベーリンガーインゲルハイムは、牛など反芻動物の健康に関する研究を行う若手研究者と獣医師を支援する「反芻動物における動物福祉アワード(Ruminant Well-Being Awards)」と「グスタフ・ローゼンバーガー記念基金助成金」の応募受付を開始した。
同社は2018年に、世界牛病学会(WAB)と協力し、牛をはじめとする反芻動物の動物福祉アワードを創設。WABは、基礎および臨床研究の両方で牛病学のあらゆる側面の促進を目的とする独立した国際学会で、アワードには「反芻動物の動物福祉に関する研究賞」と「反芻動物の動物福祉実践賞」の2つの表彰部門がある。
反芻動物の動物福祉に関する研究賞は、獣医学、畜産学と関連分野で最近博士号を取得し、反芻動物の福祉に関する科学的知識に卓越した貢献のあった人を表彰するもの。また、反芻動物の動物福祉実践賞は、臨床獣医師または獣医学、畜産学と関連分野の研究者を対象に、反芻動物の動物福祉向上における成果を表彰するもの。応募受付は6月1日まで。
2種類の表彰部門の受賞者には、さらなる研究を支援するために、それぞれ1万ユーロの賞金が授与され、9月4~8日の日程でスペインのマドリードで開かれる世界牛病学会(World Buiatrics Conference)への参加費用も提供される。この学会への参加により、専門家と情報交換し、牛獣医療の最新の発展について学ぶ機会を得られる。
一方、グスタフ・ローゼンバーガー記念基金(GRMF)助成金は、牛獣医学において大きな功績を残したグスタフ・ローゼンバー・ガー博士にちなんだ基金で、国際レベルで牛獣医学をさらに向上させ、広く牛分野の研究を奨励することが目的。GRMFは、牛獣医学領域に寄与している有望な若手獣医師に助成金を年1回交付しており、GRMF受賞者には1万ユーロが交付される。GRMF助成金の候補者は、牛獣医学に携わる、卒業後10年未満の獣医師。応募は7月1日まで。
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