山口市と「食料、農業、農村振興に関する連携協定」締結 秋川牧園2022年11月21日
秋川牧園は11月18日、本社のある山口県山口市と「食料・農業・山村振興に関する連携協定」を締結したことを発表した。
連携協定を締結した山口市の伊藤市長(左)と秋川農園の秋川社長
山口市が4月に農林水産部を発足してから、今回が初の農業分野での連携協定の締結。同市は「第二次山口市総合計画」のひとつに、持続的な地域経済の循環と発展、地域雇用の創出、農林水産業の経営基盤の強化を掲げている。また、秋川牧園も山口市の経済産業省が認定する地域未来の牽引企業として、地域の発展と持続的な農業の振興に努めるため、連携協定を締結した。
地域連携事業のひとつとして、秋川牧園はこの秋、自社農園で農薬や化学肥料を使わずに、ビールの原料の一つであるホップを栽培。山口市農林水産部の協力を得て、市内のビール製造会社・山口地ビールと連携し、山口県産のホップとビール麦と使ったビール「秋川牧園ホップの豊かなビール」を発売した。
10月に発売した「秋川牧園ホップの豊かなビール」
締結式で山口市の伊藤和貴市長は「秋川牧園とより強固な連携・協力のもと、地域の特性を生かした農産物の産地形成や、作物のブランド化や加工品の開発など、農業分野における様々な取組が展開できることは、大変意義深く、本市の農業振興をより一層進めることができれば」と期待を込めた。また、秋川牧園の秋川正代社長は「調印を契機として、健康で、自然と共生し、活力がある、心豊かな地域と暮らしづくりを推進することで、その元気を全国にも発信できるように、ますます頑張っていきたい」と語った。
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