飲用向け生乳など8月からキロ10円引き上げで合意 ホクレンと乳業メーカー2023年4月21日
ホクレンは4月20日、8月から飲用向け生乳などの取引価格を1キロ当たり10円引き上げることで乳業メーカーと合意したと発表した。北海道の生乳の約8割を占める加工向けについても引き続き交渉を進めることにしている。
発表によると、8月1日の取引分からの価格は、飲用向けが1キロ当たり10円(引き上げ率7.6%)引き上げられるのをはじめ、発酵乳向けも1キロ当たり10円(同9.8%)、グラタンや缶コーヒーなどその他向けも1キロ当たり10円(同9.1%)引き上げられる。全取引先約140社のうち大手中堅お乳業メーカー15社と合意した。
飲用向けなどの生乳の取引価格の引き上げは昨年11月以来。ホクレンでは、国際的な穀物や資源価格の高騰で生産コストが上昇し、酪農経営の持続性の維持が困難な状況が続いていることから、都府県での妥結水準を踏まえて改定することで決着したと説明している。
一方、北海道で生産される生乳の約8割を占めるバターなど加工用向けについては、4月から1キロ当たり10円引き上げられているが、厳しい酪農情勢が続いていることから、さらに価格の引き上げに向けて引き続き交渉を進めたいとしている。
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