韓国で4年ぶりに口蹄疫発生 4農場で確認 農水省が都道府県に防疫対策徹底を通知2023年5月12日
農水省によると、5月10日から11日にかけて韓国中部の4農場で口蹄疫の発生が確認された。韓国での発生は2019年以来、4年ぶり。これを受けて農水省は11日、都道府県に防疫対策の徹底を求める通知を出した。
農水省資料より(11日午後4時現在)
農水省によると、韓国家畜衛生当局が、5月10 日に同国忠清北道清洲市で肉牛(韓牛)を飼養する2農場で口蹄疫が確認され、緊急防疫措置を講じると公表。また、11日にも近くの2農場で口蹄疫の発生が確認されたといい、これまでに4農場で約500頭が殺処分の対象になっているという。韓国での口蹄疫の発生は2019年に3件発生して以来、4年ぶり。
これを受けて農水省は各都道府県の畜産担当部長に口蹄疫の防疫対策の徹底を求める通知を出した。
この中では、韓国が地理的に近く人的交流も多いことを踏まえ、畜産関係者の海外渡航の自粛をはじめ畜舎内への病原体の持ち込みを防ぐため車両や靴、持込物の消毒、毎日の家畜観察や異状発見時の早期通報などを求めている。
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