サステナブルな養豚業の実現へ Eco-Porkと共同検討を開始 ENEOS2024年1月22日
ENEOSホールディングスとEco-Porkは、養豚業界を起点とした脱炭素・循環型社会の実現に向けて、協業することで合意し、共同検討を開始した。両社の取り組みにより、農林水産省が掲げる環境負荷軽減に資する「みどりの食料システム戦略」の実現に寄与し、持続的な養豚モデルの構築を目指す。

養豚業界は、飼料や電気・ガス代等の光熱費の高騰、後継者不足等の労働力不足、環境負荷の高さなどの課題を抱えている。
国内の豚生体由来のGHG排出量(CO2換算)は、約174万トン/年と推定され、環境負荷の低減は大きな意義がある。
また、農水省は、「みどりの食料システム戦略」を策定し、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現することを推奨している。
こうした背景を踏まえ、Eco-PorkのICT、IoT、AIを活用した養豚DXと、ENEOSがこれまでに培ってきたエネルギー供給のノウハウや環境価値経営の知見を結集することで、養豚業界の課題解決と「みどりの食料システム戦略」の実現に向けてともに検討する。
共同検討をより強固に推進するため、ENEOSの100%出資会社であるENEOSイノベーションパートナーズ合同会社が、Eco-Porkに出資を行い、ENEOSとEco-Porkは、戦略的なパートナーシップ契約を締結している。
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