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牛の転倒事故死「自律型AI」で検知・防止 愛媛県で実証実験 アドダイス2024年3月26日

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株式会社アドダイスは、愛媛県西予市で牧場を運営する株式会社ゆうぼくの畜舎において、牛の転倒事故死をAIで検知・防止する取り組みを実施。同プロジェクトは、愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「TRY ANGLE EHIME(トライアングル愛媛)」の一環として実施されている。

運用イメージ運用イメージ

畜産業では牛の転倒事故死が課題のひとつとなっており、体調不良などで転倒した牛が自力で起き上がれない場合、放置すると腹部にガスがたまり数時間で死に至る危険がある。転倒の発生確率は約1〜2%で、転倒に気づかず牛が死に至ると、一頭あたり数10万から100万円の損失となる。転倒は24時間起こる可能性があるが、数百頭の牛を休日夜間問わず人の目で見守ることは難しく、畜産業にとって大きな負担になっている。

愛媛県西予市で牧場経営、肉加工品の製造・販売等を手掛けるゆうぼくは、この課題をテクノロジーで解決するため、2022年10月から愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「TRY ANGLE EHIME」の支援を受け、アドダイスのAIによる牛の事故死防止ソリューションを試験的に導入し、実証実験を行っている。

牛の状態のモニタリング牛の状態のモニタリング

ゆうぼくでは、畜舎内の各所に牛を見守るIoTカメラを設置。数分間隔で牛の画像データをサーバーに送信し、アドダイスのAIプラットフォームで画像の解析とリスク分析を行う。AIが牛の転倒を検知すると、ただちにスタッフのスマートフォンなどにアラートを発報するため、現場にすみやかに駆けつけられ、事故死の回避につながる。

独自の特許技術に基づく「自律型AI」で実現

牛の見守りにアドダイスが提供しているAIは、独自のAI基盤技術「SoLoMoN Technology(特許第6302954号)」に基づく「自律型AI」で、稼働しながら、収集したデータから再学習する特許技術によりAIモデルをアップデート。日々収集するデータから、牛の行動パターンや姿勢を繰り返し再学習するため、転倒事故につながる行動や姿勢を検知する精度が向上する。

スマートフォンで牛の状態を確認スマートフォンで牛の状態を確認

また、アドダイスの自律型AIは、新たなサーバー等の導入やデータサイエンティストなどAI専門家は不要。ゆうぼくでも、現場のスタッフだけで導入、運用している。自律型AIは、既存の設備・施設を活かして「あとづけ」できるレトロフィットなAIといえる。

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