北海道最大級の肉フェス「白老牛肉まつり」5年ぶりに復活2024年5月21日
北海道白老郡白老町の白老牛銘柄推進協議会は6月1日~2日、北海道最大級の肉フェス「2024白老牛肉まつり」を5年ぶりに復活し、白老町で開催する。
「白老牛肉まつり」は、北海道で先駆けて黒毛和牛の生産を始めた白老町が1989年から開催してきた伝統のまつり。新型コロナウイルスの影響で2019年(第30回)を最後に開催が見送られてきたが2024年、開催地をポロトミンタラ(白老駅北観光インフォメーションセンター前広場)に移し5年ぶりに開かれる。
白老町での黒毛和牛の生産は昭和29(1954)年に44頭から始まった。北海道に最初に渡った44頭の黒毛和牛は島根県から汽車に乗り、津軽海峡を青函連絡船で渡って白老町に導入され、4年後の昭和33年にはじめて和牛の子牛が販売された。その後、紆余曲折を経て、北海道を代表する一大ブランドとなり、2004年には北海道で開かれたG7先進国首脳会議の晩餐会にも提供されるなど和牛ブランドとして歴史を刻んでいる。
このほど復活する「2024白老牛肉まつり」では、名物イベントの黒毛和牛の丸焼きを実施。前夜から夜通しで特製の丸焼き器具で牛を一頭を焼き上げる。また、1月に発生した石川県能登半島地震で牛、生産者それぞれが大きな被害にあった「能登牛」の生産者を応援する販売会を実施。さらに、新企画として、全国的にも有名なブランド牛「松阪牛」や「福島牛」の出店も決まり、黒毛和牛を食べつくすことができる。このほか、まつり会場内の一画に、子どもが楽しめる様々なスポーツ体験や型抜き、ヨーヨーすくい等の子ども縁日を開催する。
◎町制施行・和牛導入70周年記念事業 復活!!2024白老牛肉まつり
日時:6月1日9時30分~20時、6月2日9時30分 - 16時
場所:ポロトミンタラ(白老駅北観光商業ゾーン)
前売り券:限定6000枚販売場所:チケットぴあ。町民向けは、JAとまこまい広域白老支所で「白老牛焼肉レギュラーセット」のみ販売
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日