国内飼料会社フィード・ワン「BUJIDAS」の販売パートナーに NTTテクノクロス2024年10月16日
国内飼料会社大手のフィード・ワンは、NTTテクノクロス、ベルシステム24が畜産業の課題解決に向けたサービスとして提供する、牛の起立困難予防声かけAIサービス「BUJIDAS(ブジダス)」の販売パートナーとして協業を開始。肥育牛生産者に対し同サービスの契約取次を10月から開始する。
「BUJIDAS」サービスイメージ
協業では、フィード・ワンは同社が保有する肥育牛生産者ネットワークに対し、牛の起立困難予防声かけAIサービス「BUJIDAS」の取次を行い、NTTテクノクロスがソリューション開発、ベルシステム24がカスタマーサポート等をそれぞれ担当。同サービスの普及を加速し、肥育牛生産者の課題解決と国産牛肉の生産量拡大につなげる。
「BUJIDAS」は、NTTテクノクロスとベルシステム24の共同サービスとして、肥育牛生産者に向けて4月に提供を開始した。出荷直前での牛の死亡事故の大きな原因とされる起立困難が発生しないよう、人に代わってAIカメラが牛舎を監視する日本初の非接触型サービス(特許出願済)で、牛の姿勢をAIが危険と判定すると、カメラから警告音が発報。牛が姿勢を変更することで、起立困難の発生を予防する。また、起立困難による牛の損失コストの削減をはじめ、牛舎見回りにかかる負荷軽減や見回り人員のコスト削減が可能となる。
各社の役割
飼料業界のリーディングカンパニーとして国産畜産物・水産物の安定供給を支えるインフラ事業を担うフィード・ワンは、DX化推進による畜水産業界の生産性向上を推進。このほど、「BUJIDAS」の社会課題解決へのアプローチに共感し協業に至った。
「BUJIDAS」は4月のサービス提供開始から、「5年後に5万頭へ提供し、売上規模で年間10億円」の目標達成を目指しており、フィード・ワンの販売パートナーとしての活動による販売強化を図る。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日