「10年後のありたい姿」見据え実践 JA全国女性協の新3カ年計画2013年2月8日
JA全国女性組織協議会は1月21、22日に開いた第58回JA全国女性大会1日目に平成25年度からの新3カ年計画「JA女性 心ひとつに 今をつむぎ 次代へつなごう!」を採択した。
その内容を紹介する。
さまざまな職種・世代の女性が集い、いきいき活動する組織や、食・農業の分野で存在感を放つ組織、JAと二人三脚で取り組む組織など、新3カ年計画ではこれらJA女性組織の「10年後のありたい姿」を見据えた活動を提案している。
その柱は(1)私たちの活動(2)私たちの組織・組織運営(3)JAとのパートナーシップ―の3項目。
重点取り組み事項として(1)では▽「食と農」を基軸とした活動の実践▽くらしをベースとした活動の実践▽思いを共有する人との広がりをもった活動の実践、(2)では▽組織の活性化を図るためのJA女性組織メンバー・フレッシュミズ支援と加入促進▽女性のJA運営への参画促進、(3)では▽支店活動の充実と事務局体制の整備▽積極的な情報発信や学習活動の実践、を掲げている。
これらの活動をすすめていくために、「見える組織」をめざして地方紙やケーブルテレビなど積極的な情報発信に努めていくことや、『家の光』、『日本農業新聞』などを通じた学習活動の実施、定期的に取り組みを振り返り問題点に気づいて見直し行動していく。
瀬良静香会長も本紙インタビューで「それぞれの地域でこれまでの活動を振り返り、よかったことは今後さらに伸ばしていき、悪かったところは反省点を見つけて改善に向け転換していくことが大切」と話している(関連記事: 【インタビュー】これまでの60年を振り返り、未来に向け転換しよう 瀬良静香・JA全国女性組織協議会会長 )。
(関連記事)
・10年後ありたい女性組織に向けて JA全国女性大会のパネルディスカッション (2013.01.23)
・JA女性役員は969人に 女性のJA経営参画状況 (2012.11.12)
・JA全国女性協の次期3カ年計画のテーマは「JA女性 心ひとつに 今をつむぎ 次代へつなごう!」 (2012.11.02)
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































