教育の核として新たなセンターを JA全中2014年7月17日
教育審が答申
JA全中の教育審議会(委員長:村上光雄JA全中副会長)は7月16日、萬歳章JA全中会長に「JA全国教育センターの移転に伴う、今後のJAグループにおける教育事業のあり方と施設整備について」を答申した。
諮問は3月18日行われ、審議会は町田市のJA全国教育センターの視察も行い専門委員会と本審議会で議論してきた。
答申では「JAが今後とも食と農を基軸に地域に根ざした協同組合であり続けるために、JA自らの課題を解決できる人材育成をJAが主体的にすすめることが、JAグループの人材育成の基本」とし、そのJAの人材育成を中央会・連合会が支援し、補完機能を発揮するとした。現在取り組んでいる「JAグループ人づくりビジョン」が打ち出した方向性を改めて強調したものといえる。
そのうえで答申は、こうした教育事業を展開していくためには「実現するための拠点として現在のJA全国教育センターに替わる施設が必要」であり、「とくに、組合員教育をはじめとする協同組合教育を推進するための中核としての機能発揮が期待されている」とした。
このため新たな施設の検討を進めるよう求めるとともに、新施設については組織的負担に頼ることなく、具体的な取り組みを検討していくよう答申した。
(関連記事)
・【時の人 話題の組織】萬代宣雄・JA島根中央会会長 いま、なぜ1県1JAなのか?(2014.05.09)
・自民党が農協の役割を議論(2014.03.18)
・農政課題で要請活動 セミナーの決議実現を(2014.01.06)
・【JA 人と事業】第10回 堀川千秋・JA梨北代表理事組合長に聞く(2013.12.09)
・【現地ルポ・下郷農協(大分県)】消費者と提携し 地域農業を守る(2013.11.14)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日
-
農福連携の現場に密着 YouTube番組「根本凪ノウフク連携中」配信 JAタウン2025年6月30日
-
【役員人事】農林中金総合研究所(6月27日付)2025年6月30日
-
クボタと酪農学園大学が包括連携協定 学術振興と地域活性化へ共創加速2025年6月30日