プラント施工管理担当者19名を初認証 JA全農2014年12月26日
JA全農は「プラント施工管理担当者」にかかわる試験を26年度から実施しているが、12月19日に1級認証11名、2級認証19名を認証した。
カントリーエレベーターや選果場など農協の共同利用施設には、高度化、小ロット化される販売先ニーズ、均質で一定量の農畜産物需要、収穫作業の機械化、生産者の高齢化、生産法人の増加など生産構造の変化への対応が求められている。
JA全農は、こうしたニーズに対応する新しい知見を持つとともに、法や制度にも明るい施工管理担当者の育成と技術向上をはかることを目的に「プラント施工管理担当者認証制度」を26年度から実施することにした。
そして、12月19日に
▽一級認証プラント施工管理担当者(米麦施設) 7人
▽一級認証プラント施工管理担当者(共選施設) 4人
▽二級認証プラント施工管理担当者 19人
を初認証した(氏名は本文下)。
◇ ◇
「プラント施工管理担当者認証制度」とは、次のような内容となっている。
「施工管理担当者」とは、JA等の施主が農業共同利用施設を建設する際に、施設建設計画の作成、資金調達にかかわる手続き、施設の規模決定、設計、施工業者選定、工程管理を支援する。
「プラント施工管理担当者認証制度」は、特に建物に格納され、建物と一体となって機能する機械設備(プラント)を中心に対応する「施工管理担当者」が一定の経験と技能を有していることを第三者からなる委員会の審査により客観的に認証するもの。
認証する称号とその内容は、
▽一級認証プラント施工管理担当者
「自ら業務を行う他、自己研さんに努め、後継者を育成する者」で、原則として10年以上の経験およびプラント施工管理業務に関連する2以上の公的な資格を持っている者。
▽二級認証プラント施工管理担当者
「最低限の知識を持ち、上級認証者の指導を受けて業務を行い自らの技能向上に努める者」で1年以上の経験を有する者。
【合格者一覧】(敬称略)
○一級(米麦施設)
▽大道智昭・JAあいち経済連
▽緒方英郎・JAさが
▽今野武・JA全農
▽佐藤勝・JA全農
▽鈴木誠・JA全農
▽武藤正明・JA全農
▽和田聡一・JA全農
○一級(共選施設)
▽中谷紘志・JA全農
▽堀野英二・JA全農
▽加藤元義・JA全農えひめ
▽石川智之・JA全農ふくれん
○二級
▽斉藤大将・ホクレン
▽林貢也・ホクレン
▽塚本進・JAあいち経済連
▽迫間裕文・JA和歌山県農
▽平田龍朗・JAさが
▽田上義昭・JA熊本経済連
▽西山愛朗・JA熊本経済連
▽奥平淳・JAおきなわ
▽胡子遼平・JA全農
▽三浦友一・JA全農
▽三木康浩・JA全農
▽石川博健・JA全農みやぎ
▽佐藤広志・JA全農とちぎ
▽星野谷輝美・JA全農とちぎ
▽北本達也・JA全農いしかわ
▽藤原貴志・JA全農おかやま
▽松原洋文・JA全農おかやま
▽安岡努・JA全農おかやま
▽重信智祥・JA全農えひめ
(関連記事)
・JA全農 NHK歳末たすけあいに売上金寄付 (14.12.25)
・配合飼料価格2500円値上げ JA全農(2014.12.22)
・JA全農 TACパワーアップ大会2014開催(2014.12.08)
・JA全農が畜産技術シンポジウム2014開催(2014.12.08)
・長野産キノコとサッポロビールがタイアップ(2014.12.04)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA岡山(岡山県)新会長に三宅雅之氏(6月27日)2025年7月1日
-
【JA人事】JAセレサ川崎(神奈川県)梶稔組合長を再任(6月24日)2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日
-
鳥インフル 英国チェシャ―州など14州からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2025年7月1日
-
新潟県長岡市から産地直送 フルーツトマト「これトマ」直送開始 小海工房2025年7月1日
-
埼玉県毛呂山町、JAいるま野と包括連携協定を締結 東洋ライス2025年7月1日