気象グラフが簡単に 「アピネス」パワーアップ―JA全農の営農指導強化で2017年9月1日
JA全農は会員制営農情報サービス「アピネス/アグリインフォ」(アピネス)で、昨年5月から提供している「1kmメッシュ気象予報情報コンテンツ」に、現場の農業生産に役立つ「気象グラフかんたん作成機能」サービスを追加し、パワーアップする。9月1日からサービスを開始した。
アピネスは平成10年のサービス開始以来、インターネットを利用して全国の営農指導員、TAC,生産者に対して現場で役立つコンテンツを提供し、さまざまな面から営農と営農指導を支援してきた。
今回の「気象グラフかんたん作成機能」サービスは、
(1)抽出条件を指定することで、単年および過去5年平均の気象データグラフを簡単に作成できる
(2)データを抽出する地点数は全国約40万地点(1kmメッシュ単位)で、登録したほ場や経緯・経度で指定した地点のグラフが作成できる
(3)提供する気象データは天気、降水量、平均風速・風向、気温、最高。最低気温。積算気温の自動計算もできる
(4)スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスからの利用も可能
(5)パソコンで作成したグラフはブラウザの印刷機能で印刷もできる。またCSVデータとして出力し、「マイクロソフトエクセル」などで加工もできる
などの特徴がある。
JA全農では、今後さらに会員の利便性を向上させるため、作物の生育予測や病害虫の発生予測、気象急変のアラートなどに1㎞メッシュ気象情報を活用することを検討している。
(関連記事)
・冷害・高温障害軽減に気候予測情報を活用 農研機構・気象庁(16.07.25)
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・地球温暖化 異常気象で身近に みずほ情報総研調べ(15.12.01)
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