連携プロジェクト「おコメ食べて笑おう」発足 ＪＡ全農が参加2022年12月20日
ＪＡ全農は12月20日に発足した「おコメ食べて笑おう」プロジェクトに参加する。
このプロジェクトは企業、団体、大学、行政の12団体が業界の垣根を超えて連携し、農業、漁業、林業など一次産業や人口減少の続く地域社会を支えるために協働するプロジェクトで、まずは危機的状況に直面している「おコメ」をテーマとした取り組みからスタートする。
物価高騰が生活を直撃している一方、米の消費量は1962年をピークに半減し、価格は4割下落した。生産農家戸数も半世紀で8割以上減少している。現場は肥料価格が高騰しさらに経営は危機的な状況となっており、このまま生産基盤の縮小が続けば食料不足の時代を迎える心配もある。
こうしたなか参加団体が米に関わる多面的価値や直面している課題を共有し情報発信するとともに、課題解決に向けた連携プログラムに取り組む。
ＪＡ全農も情報発信と消費拡大に取り組み、持続可能な米の生産と消費者への安定供給の継続をめざす。
おもな取り組みとして、参加団体と連携し飲食店や一般消費者を対象にしたＳＮＳプロモーション企画やオリジナル具材を使用した「おにぎり選手権」の実施、「田植・収穫体験ツアー」や「就農・移住体験ツアー」、異業種とのコラボによる新しい米の食べ方などを提案していく。
参加団体は以下のとおり。
新潟県、東京農業大学、日本航空、三菱地所、ＪＴＢ、ぐるなび、エドウィン、ＮＰО築地食のまちづくり協議会、移住・交流推進機構、kukuru alternative、エヌケーピー、ＪＡ全農
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