JAの活動:第9回JA営農・経済フォーラム
【第9回JA営農・経済フォーラム】JAトップの指導力が重要【パネルディスカッション】2023年9月28日
事業間連携による総合事業力の発揮と担い手支援の強化JA全中
パネルディスカッションはJCAの西井賢悟主任研究員がコーディネーターを努め、3人のJA報告者とJA全青協の稲村会長が担い手起点の事業運営の実践課題などを話し合った。
パネルディスカッションでは担い手起点の事業運営にはトップ層の熱い思いが重要と強調
右田組合長は若い農業者がJA離れを起こしていることに危機感を持ち、TACを専任制として5年先、10年先を見越して「現場の本当の声」を吸い上げ、接点を作ることが大事だと強調したほか、組合長はじめ役員、各部署が参加する担い手支援合同会議を設置したことによって「日頃から事業間連携について話ができる状況が生まれた」という。また、担い手の要望に対してできるだけ早くJAの対応をフィードバックすることも信頼につながると指摘した。
加藤常務は出向く担当者の兼任体制について「幅広い知識を得て育つことが期待され、総合事業の強みが生かせるのではないか」と述べたほか、担い手への訪問には「事前準備をしっかり行うことが必要だ」と指摘した。また、出向く活動で組合員の所得が向上すれば、それが職員のモチベーションにもなるとして「10年後、20年後にもJAがあるためにはTACは不可欠」と強調した。
佐藤組合長は担い手は自らの経営分析が苦手でJAが分かりやすく示すとともに、さまざまな部署を巻き込んでソルーションを提供できればJAの評価も高まるとして「農業が元気になれば地域経済が元気になる。夢のある地域農業づくりで人口減に歯止めをかけたい。クリエイティブでアクティブな職員を育てていきたい」と話した。
稲村会長は事業間連携は担い手にとって有り難い取り組みであり「若手農業者も熱い思いを持っている。出向く活動のなかで青年部世代とのコミュニケーションを」と訴えるとともに、JAトップ層にはJA運営の大きな方向性を示すことが期待されており、それによって「青年部世代にJA運営への関心が高まる」と話した。
西井主任研究員は出向く活動と事業間連携は「JAの成長戦略の王道」と強調した。また、出向く体制は作るだけでなく「動かす仕組みとエンジンが必要」であり、たとえば、出向く体制が必要だと職員に兼任させても実際は動かない例が多いとして、担当者が出向いているかを確認する体制づくりが求められると指摘するとともに、「真に担い手起点の事業運営を実現するにはトップ層のコミットメントが必要だ」と強調し、JAトップの熱い思いが鍵になると呼びかけた。
【第9回JA営農・経済フォーラム JAの実践報告①】事業間連携を進め農家の所得増大に挑む JA秋田しんせい 佐藤茂良代表理事組合長
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