米2kgで9日分の食料に 農水省が備蓄ガイド2013年12月16日
農水省は大規模な災害や感染症の発生など、外出できなくなったり自宅での避難生活を余儀なくされるといった緊急時に備えるための「家庭用食料品備蓄ガイド(案)」を制作した。現在、パブリックコメントを受け付けている。
農水省では平成21年、新型インフルエンザの発生に備えて電気、ガス、水道などライフラインの確保を前提とした家庭用食料品備蓄ガイドを制作した。
今回のガイドブックは、23年の東日本大震災で物流が混乱し食料品供給が一時ストップするなどした地域があったことをうけて、改めて製作した。ガイドブックでは、こうした大規模災害や感染症が発生した場合に備えて、「最低でも3日分、出来れば1週間分」の食料品備蓄をするよう呼びかけている。
このガイドブックの主なポイントは、[1]米を備蓄の柱とし、[2]普段の生活で食べているものを消費しながら備蓄する、という2点だ。
米を備蓄の柱としたのは、保存性が高く、エネルギー効率がいい、などの理由から。2kgでおよそ27食分になるとの計算だ。
そのほか、水(1日あたり3リットル)、缶詰5缶(3日分)などの各食品の備蓄の目安と、それに応じた1週間分(21食)の献立例や簡単レシピ、備蓄品チェックリストなどを掲載している。
このガイドブックについて、農水省では1月10日17時までパブリックコメントを募集している。ガイドブックや意見の提出は農水省ホームページから。
重要な記事
最新の記事
-
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日 -
「アフガニスタン地震緊急支援募金」で845万円を寄付 コープデリ2025年12月12日 -
有機栽培39年 生産者が伝えた自然との共生「第24回女性農業者交流会」開催 パルシステム2025年12月12日 -
深川の自社物流施設空域を活用 ドローンショー「Xmas Night Canvas」開催 ヤマタネ2025年12月12日


































