【TPP】首席交渉官会合 知的財産権で対立2015年4月28日
閣僚会合開催決まらず
TPP交渉は4月23日から26日にかけて米国・ワシントンDC郊外で首席交渉官会合を開いた。日本からは鶴岡首席交渉官が出席した。
協議で時間をかけた分野が知的財産。今後開く閣僚会合で議論する事項も含めて整理する方針だったが協議は難航したという。そのほか、物品市場アクセス、繊維、投資の分野が協議された。
今回の首席交渉官会合について「一定の進展がみられた。引き続き難しい課題が残されているが、この会合での進展をふまえ今後も交渉を加速し、閣僚の政治判断を仰いで交渉を妥結できるよう最大限努力していく」と発表されたが、閣僚会合をいつ開くかは決められなかった。
期間中、20日の日米閣僚会合を受けた両国事務レベル協議がワシントンで続けられた。
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