事実と異なる牛の個体表示2017年12月27日
・全農に再発防止策を勧告
農水省は12月22日、全農兵庫県本部傘下のレストランが、事実と異なる牛の個体識別番号を表示したことで、全農に対して表示の是正と併せて原因の究明・分析・再発防止策等について勧告した。
このレストランは、兵庫県神戸市にある神戸プレジール。特定料理(国産牛肉を主たる材料としたステーキ)で、事実と異なる牛の個体識別番号を表示して提供した。近畿農政局および関東農政局が、10月24日から12月8日まで、全農兵庫県本部、神戸プレジール本店、および全農に対して、牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(牛トレーサビリティ法)の規定に基づく立ち入り検査を行った。
この結果、神戸プレジール本店は、特定料理「鉄板焼神戸ビーフフィレ」に但馬牛を使用した等の結果、事実と異なる個体識別番号を表示し、少なくとも平成27年4月1日から29年10月15日までの間に、約600kgを客に提供したことを確認した。
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