福島県の農場が初めてのHACCP認証へ2018年4月25日
・養豚の木野内ファーム
農場HACCPの認証機関のひとつ、エス・エム・シー(株)は4月24日、福島県で養豚を営む(株)木野内ファームを認証した。福島県の農場では初めての認証となる。
農林水産省では畜産現場での衛生管理の向上と消費者への安全な畜産物の供給を確保するため、危害要因分析や必須管理点(HACCP)の考え方を採り入れた飼養衛生管理(農場HACCP)の取り組みを推進している。
今回の認定で、国内の農場HACCP認証農場は、乳用牛で19、肉用牛29、豚91、採卵鶏44、肉用鶏3で、合計186農場となった。内訳は、同社が25農場、もう一つの認証機関の中央畜産会が161農場を認証している(4月24日現在)。
今回認証された木野内ファームは福島県南部に位置し、田園が広がるのどかな環境の中で、豚が順調に発育できるように常に健康状態を観察し、良い飼料、良い水、良い環境に気を配って飼育している。豚肉は臭みがなく、さっぱりした美味しさで定評がある。今回の認証を受けて同社では、
従業員全員が「安心安全な豚肉を生産している」との共有意識が芽生えたとともに、さらなる品質向上に向けた意識改革が進んでいるという。
(関連記事)
・農場HACCP審査で20農場を新たに追加(18.04.02)
・HACCPで初の京都の農場が選ばれる(18.03.12)
・GAPやHACCP対応に注力 穀検の30年度事業計画(18.03.08)
・輸入食品の安全性確保へ 意見書提出(18.02.22)
・サンペックスイスト社が春夏ユニフォーム展示会(18.02.09)
・新たに6農場をHACCP認証農場に(18.01.15)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































