食農体験を活用「就農・定住体験」のインターン受入施設募集2020年8月18日
(株)ブランド総合研究所は、農林水産省の「地域活性化対策(人材発掘事業)」の採択を受け、農村地域への移住促進と活性化対策として食農体験を活用した研修事業を実施。その研修生(インターン)を15日間受け入れる地域・施設(全国で6施設)を募集する。
事業は地域の農業の活性化や担い手の募集につながる体験研修(インターン)を地域で実施。具体的な体験を通して食や農、地域についての魅力を知ってもらい、実際の就農や定住につなげてもらおうというのが狙い。研修生の募集、研修に係る費用(研修生の交通費・宿泊費を含む)などは地域には一切負担がない。
想定する研修生は、3大都市圏の40代前後を中心に30人で各地域5人程度。研修期間は10月から1月までの3週間(休日を除き、研修日数は15日間)を想定。就農・定住体験など研修は、各地での農業、食品加工、飲食、食品流通などの実務を経験するとともに、その地域の文化や観光なども通して、地域の魅力を存分に感じてもらえる内容を予定している。
人口の減少・高齢化、地域コミュニティの活力低下などや、農家の担い手不足など対処すべき問題に対し、新型コロナウイルス感染をきっかけに、農業の見直しや、地方移住への興味が高まる中、同社は今回の取り組みを通じて、さまざまな課題の解決につなげたいとしている。問い合わせは(電話)03-3539-3011
<事業概要>
応募資格:農山漁村において、就業の場を提供可能な農業や食に関連した施設または団体で生産者、食品加工業、飲食業と連携可能なリーダーを有する組織・施設等
受入人数:1地域・施設ごとに5人程度(全国で計30人)
受入期間:10中旬~1月の3週間(日程は希望により調整)
内容:
■食や農業に関する内容
・収益性の高い高付加価値な農産品や地域性の高い産品の栽培に関するもの
・それらを活用した付加価値の高い加工品やメニューなどに関するもの
・農産品直売所による流通・販売に関するもの
・食育や観光などにつながる農業体験に関するもの
■地域の魅力を感じ、定住につなげる内容
・地域の魅力や風習、文化などに関するもの
・地域での交流やコミュニティへの参加
・就農や定住につながる各地の支援・補助など
■その他
・食農体験ソムリエ資格の取得(事務局主催による研修)
・その他
応募地域・施設数:6件程度
募集締切日:8月31日12:00
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日