広瀬すずが国産食材を食べて応援 TVCM放映開始 農水省2020年8月24日
農林水産省は、新型コロナウイルスの影響による価格低下や売り上げ減少などが生じている国産農林水産物等の販売促進を目的とした「#元気いただきますプロジェクト」の一環として、女優の広瀬すずさんが出演するテレビCMを8月24日から全国で放映している。同時にYahoo!ショッピングと連携した販促キャンペーンも始めた。
#元気いただきますプロジェクトのCM(30秒バージョンより)
CMでは、同プロジェクトの推進役である広瀬さんが、笑顔で食事を楽しみながら、「国産食材を食べて生産者さんを応援しよう」と広い世代に向けて呼びかけている。
毎日の暮らしの中で感じるさまざまな感情を自然に演じた広瀬さんの日常をそのまま眺めているような映像となった。また、様々な気持ちに寄り添う食材のありがたさも印象に残る作品となっている。
注目は、国産食材をおいしそうに食べる広瀬さんの表情。和牛やメロンなどいずれを食べるシーンも、心からの「おいしい!」があふれている。
「食べて応援しよう」のメッセージは、一方的なお願いではなく、全国の方に親しみを持って広がってほしいという思いを歌と振り付けに込め、「元気エール」と名付けた。
撮影で、大好物の和牛やメロン、お寿司を食べるシーンがあると聞いてうれしそうに撮影に臨んだ広瀬さん。おすしのシーンではとくに大好きな中トロを選んでパクリと頬ばり、あまりのおいしさに「カット」の合図が出ても食べる手が止まらないひと幕も。応援するシーンでは、チャーミングな広瀬さんの姿を見たスタッフから「かわいい!」と声があがった。
また、インターネット販売のYahoo!ショッピングと連携した販売促進キャンペーンもスタート。「#元気いただきますプロジェクト」の特集ページが8月24日午前にオープン予定。
◎CMのストーリー
朝、起きる気力もなく、自宅のベッドでゴロゴロしていると、ふと「元気が欲しいときは、和牛のステーキを食べる」ことを思いついた広瀬さん。おいしそうな焼き色がついたステーキをパクリと頬張った広瀬さんの表情は笑顔に変わり、湧き出すように力がみなぎってくる。また、仕事で疲れきって帰宅したときは、みずみずしいメロンを"頑張った自分へのご褒美"に。嬉しいことがあったときもまた、"自分へのお祝い"としてお寿司を食べ、国産食材から元気をもらう。
「私の毎日は、たくさんの食材に応援されている」と、あらためて気づき、さまざまな食材を育てている生産者がピンチであることを伝えながら、「私たちが食べて応援しなくっちゃ」と呼びかける。
広瀬すずさん インタビュー
ーーCMの撮影を終えた感想は
「踊ったり、いっぱい食べたり...健康的で贅沢な撮影だなあと思いました(笑)。ばちっと決まるより、遅れた方が面白かったり、理にかなっていたりする踊りだったので、あまり自信はないですけど...意外と気が楽にやらせていただけました」
ーー撮影で食べた食材で、印象に残っているものは
「いちばん最初に食べたメロンとお寿司の中トロは、普段なかなか食べられないものなので、『やったー』と思いながら贅沢にいただきました」
ーー広瀬さんが好きな食べ物は?
「お肉の中でも特に牛肉が大好きなので、焼肉を食べに行きますが、最近は蕎麦にもハマっていて、先日も自分で茹でて食べました。なくなったらすぐに買いに行くくらい大好きです」
ーー得意な料理は
「これまであまり料理はしなかったんですけど...この1年半くらいですごく好きになって、一番作っているのはカレー。あとは和食系が多いです。肉じゃがとか、母が作ってくれた料理で好きだったものをよく作ります」
ーー新型コロナウイルスで大変な生産者さんへメッセージを
「全国の生産者さん、そして食に関わる皆さん、本当にいつも美味しい食べ物をありがとうございます。本当に大変な時期がまだ続くかと思いますが、こんな時だからこそ、日本のおいしい食べ物をいっぱい食べて、みんなが元気になれるよう、プロジェクトを盛り上げていきたいと思っております。皆さんもお身体には十分気を付けていただけたらなと思います」
ーーCMの視聴者へメッセージを
「新型コロナウイルスの影響もあり、全国の生産者の方が心を込め、手間暇をかけて育った食材が、今年は行く先を失っています。そこで、私たちに元気をくれるような食材を食べて、生産者の方や食に関わる皆さまを応援しようと『#元気いただきますプロジェクト』が立ち上がりました。日本には四季折々のおいしい食材がたくさんあって、私も本当に大好きです。皆さんも私と一緒においしい食材をたくさん食べて、日本を元気にしましょう」
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日
-
【役員人事】全国農協保証センター(6月26日付)2025年6月27日
-
適用拡大情報 殺虫剤「プレバソンフロアブル5」FMC2025年6月27日
-
【役員人事】日本協同組合連携機構(6月26日付)2025年6月27日