EUとの対比から考える「みどりの食料システム」農業協同組合研究会・農協協会共催2021年9月30日
農業協同組合研究会は11月27日(土)、2021年度第1回研究会『徹底討論どうみるどうするみどりの食料システム戦略ーEU「農場から食卓へ戦略」との対比を通して考えるー』を東京・大手町のJAビルの会場とオンラインで開催。現場の農業生産者・農業団体がみどり戦略についての立ち位置を明らかにし、自らの対応や実践の指針を策定する上での参考になることをめざす。
「みどりの食料システム戦略」については、2050年の有機農業の取組面積割合25%(100万ha)という目標がセンセーショナルに取り上げられているが、戦略の内容についての正確な理解の前に賛否の議論が先行している。
EUの「農場から食卓へ戦略」から新CAP案に至る農政において確認されるように、気候変動や生物多様性等に対応した新たな農業政策の確立はすでに世界的な潮流となっている。
みどり戦略はこうした世界的な潮流に対応した日本農政の新たな方向を指し示すもので、食料・農業・農村基本計画等を含む他の政策との密接な連携の下に一層の具体化が求められ、食料・農業・農村基本法に改変を迫る内容をも有している。
同研究会では、政策再編が先行するEUの経験を紹介し、研究者が吟味。次いでみどり戦略についての全体像と農政上の地位についての包括的な話を農水省の事務方トップに聞く。さらに、質疑・討論により、みどり戦略についての理解を深める。
◎開催概要
日時:11月27日(土) 13:30~16:30
場所:<会場>JAビルカンファレンス(401(A・B)会議室)、<オンライン>Zoomによるリモート参加
内容:
【報告1】「農場から食卓へ戦略」から新CAP案に至るEU農政 和泉真理氏(JCA客員研究員)
【報告2】「みどりの食料システム戦略」の全体像と農政上の地位 枝元真徹氏(農林水産事務次官)
【討論】80分 司会:谷口信和氏(農業協同組合研究会会長・東京大学名誉教授)
参加締切:11月22日
・オンラインの参加希望者は事務局メール(nokyoken@jacom.or.jp)へ。
・非会員で参加希望者は事務局に電話・FAX・Eメールのいずれかで申し込む。
参加費:無料
問い合わせ:(電話)03‐3639‐1121、(FAX)03‐3639‐1120
重要な記事
最新の記事
-
【特別座談会】米は食の源 基本は国消国産(2)2025年11月4日 -
【特別座談会】人を育てる食と農の力に自信を持とう(3)2025年11月4日 -
なぜ先物市場の価格は市中価格とリンクしないのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年11月4日 -
鳥インフルエンザ 国内2例目を北海道で確認2025年11月4日 -
鳥インフルエンザ 新潟で国内3例目2025年11月4日 -
規格外野菜で農家レストラン 高崎市の柴崎農園が最高賞 食品産業もったない大賞2025年11月4日 -
GREEN×EXPO2027 日本政府出展起工式を開催2025年11月4日 -
第1回「食と農をつなぐアワード」受賞者決定 農水省2025年11月4日 -
「ジャンボタニシ」の食害被害を防ぐ新技術開発 ドローンで被害を事前予測・スポット散布 農研機構2025年11月4日 -
11月の野菜生育状況と価格見通し ばれいしょ、たまねぎなど平年を上回る見込み 農水省2025年11月4日 -
11月11日は長野県きのこの日「秋の味覚。信州きのこフェア」4日から開催 JA全農2025年11月4日 -
「鹿児島黒牛」使用メニュー「牛かつふたば亭」で提供 JA全農2025年11月4日 -
自動車共済の仕組改訂など2026年1月実施 「日常生活事故弁護士費用保障特約」新設 JA共済連2025年11月4日 -
交通安全イベントで「見えチェック」体験ブース 反射材着用を呼びかけ JA共済連2025年11月4日 -
長野県「僕らはおいしい応援団」りんご「サンふじ」など送料負担なし JAタウン2025年11月4日 -
奈良県「JAならけん」約10点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月4日 -
藤原紀香「ゆるふわちゃんねる」淡路島で「灘の赤菊」生産者とゆる飲み JAタウン2025年11月4日 -
「ココ・カラ。和歌山マルシェ」約80点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月4日 -
第30回さなえ図画コン 最優秀賞は「田うえで出会えるお友だち」 井関農機2025年11月4日 -
秋篠宮皇嗣殿下がGREEN×EXPO 2027名誉総裁に就任 2027年国際園芸博覧会協会2025年11月4日


































