農福連携の優れた事例を表彰「ノウフク・アワード2023」募集開始 農水省2023年8月29日
農林水産省は8月28日、農福連携における優良事例を選定する「ノウフク・アワード2023」の募集を開始。農福連携取り組んでいる優れた事例をノウフク・アワードとして表彰し、他地域への普及を推進する。

農福連携は、障害者が農林水産業での活躍を通じて、自信や生きがいを持って社会に参画してもらうことで、担い手不足や高齢化が進む農林水産分野における働き手の確保や、共生社会の実現に貢献する取組。農水省は、こうした農福連携の取組を国民的運動として推進していくため優良な事例を表彰し、全国への発信を通じて他地域への普及に取り組んでいる。
このほど、全国各地で農福連携に取り組んでいる団体・企業や個人から取組事例を募集し、優良事例に取り組む団体等をノウフク・アワード2023として表彰・発信する。なお、同表彰は、農水省が関係団体等と連携して20203月に設立した「農福連携等応援コンソーシアム」が主催して取り組む。
表彰の対象となるのは、農林水産業と福祉等の多様な人材が連携し、高齢者や生活困窮者、障害者等(ひきこもりの状態にある者、触法障害者等を含む)が農林水産分野で能力を発揮することにより、農林水産業と福祉が抱える様々な課題の解決、障害者等の社会参画、地域活性化の実現に貢献している団体や個人。募集は、10月20日まで。
◎応募方法
「ノウフク・アワード2023特設サイト」から応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、応募フォームよりファイルをアップロードして、応募する。自薦・他薦は問わない。
◎表彰
(1)グランプリ
今回のアワードで優秀賞に選定されたもの及びこれまでのアワードにおいて優秀賞以上(グランプリを除く)を受賞し、かつ、今回のアワードにおいても応募があったものの中から最も優れた団体等を選定。
(2)準グランプリ
今回のアワードで優秀賞に選定されたものの中から審査基準における「人を耕す」、「地域を耕す」、「未来を耕す」のそれぞれの領域において特に優れている団体等を各1点選定。
(3)優秀賞
取組主体別に「人を耕す」、「地域を耕す」、「未来を耕す」の3つの視点から審査を行い、総合的に優れた団体等を数点選定(ただし、昨年度までに優秀賞以上に選定された団体等は、本年度の優秀賞の選考外)。
(4)フレッシュ賞、チャレンジ賞
優秀賞に達しないものの中から、1)取組開始5年以内の団体等についてフレッシュ賞を、2)高齢者や生活困窮者等との連携や、水福、林福、地域の伝統産業との連携など、新たな農福連携に取り組んでいる団体等についてチャレンジ賞を各数点選定。
◎スケジュール
応募受付開始:8月28日
応募受付締切:10月20日
審査結果公表:2024年1月頃
表彰式:2024年2月頃
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































