担い手不足解消へ 北海道十勝清水町と包括連携協定を締結 タイミー2024年6月24日
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーは、北海道十勝清水町と包括連携協定を締結。働き手・事業者の支援や清水町職員の副業にタイミーを活用し、清水町全体でスポットワークを推進し、持続可能なまちづくりを目指す。

十勝清水町は、北海道のほぼ中央に位置し、日高山脈から十勝平野に広がる美しい農村風景が広がる町。明治31年に渋沢栄一が設立した十勝開墾合資会社によって開拓された町の基幹産業である農業は、大きな基盤の上に成り立っている。牛乳生産は約15万トンと十勝一位の生産量で、農業生産額は300億円を突破。それらを活かした食品製造業も盛んで経済基盤が強い。
一方で、町内の人口は減少の一途をたどっており、ピーク時には約1万8000人だった人口が、現在では約8900人にまで減少。それにともない各種産業の担い手不足や、慢性的な労働力不足が喫緊の課題となっている。
清水町との包括連携協定では、「稼ぐ×学ぶ×交わる」をテーマに、働き手および事業者に対して様々なサポートを行い、町内の労働力不足、担い手不足の解消をめざす。
清水町の経済界も含めて一体となって取り組むため、清水町商工会、JA十勝清水町、北海道十勝清水町観光協会とも連携し、各産業分野における事業者に対して、スポットワーク活用を支援する。また、清水町職員の副業に「タイミー」を活用し、町内事業者の人手不足解消に貢献するなど、様々な場所で働くことで、職員自身のスキルの向上や可能性を広げる機会を創出する。
さらに、地方で「はたらく」体験を通じて、第二の故郷を見つけられるサービス「タイミートラベル」も活用し、町外からの関係人口創出と移住・定住を目的とした取り組みも行う。
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