畑地化 26年産取組みは支援単価引き下げ2025年11月13日
農水省は畑地化の支援単価を26年産は引き下げることを明らかにした。11月12日の自民党農業構造転換推進委員会で説明した。
農水省は畑地化促進事業で麦、大豆、加工・業務用野菜など需要のある畑作物の産地化に向け、それらが作付けられている水田を畑地化する支援を行っている。
2024年産の取組みに対しては畑地化支援として10ａ14万円、定着支援として同2万円を5年間交付することにした。
翌25年産の取組みに対しては、前年に水田活用交付金の戦略作物助成として同3.5万円の交付を受けていることを踏まえ、畑地化支援は同10.5万円に引き下げた。同2万円が5年間交付される定着支援部分は変わらない。
26年産についても同様の考え方とする。24年産、25年産の2年間で戦略作物助成として計10ａ7万円を受給していることから、畑地化に先に取り組んだ生産者と公平になるよう支援総額が同14万円となるよう、同7万円に引き下げる。同2万円が5年間交付される定着支援部分は変わらない。
畑地化促進事業では25年産までに約5.6万haを畑地化した。
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