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農政:石破首相退陣に思う

【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日

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石破茂首相が9月7日、緊急記者会見を開き退陣を表明した。農政に通じる首相として期待を集めたものの、米政策の具体化を前に辞任に追い込まれた政権の総括と、持ち越された課題への対応が問われている。参政党代表の神谷宗幣参議院議員に聞いた。

参政党代表 神谷宗幣参議院議員参政党代表 神谷宗幣参議院議員

石破首相 信念あるが...

私とは世界観が違うと思っていましたが、政治家としての一つの信念を持って総理をやられたと思います。

内政政策に関しては参政党と全然違うのですごく不満がありましたが、外交に関しては難しい国際情勢のなかでうまくバランスを取りながらやろうとしていたのではないかと一定の評価はしています。

増産と米輸入の制限を

ただ、いわゆる令和の米騒動に対する対応は非常に悪かったと思います。これは石破政権が、というよりも、今までの自民党が減反政策をずっとやってきたところに大きな問題があって、石破さんもその政策を変えようとしなかったため、そこに問題があったと思っています。今は、米不足ということが国民に周知され増産すると言い始めていますから、米の増産はどんどんやっていただきたい。

一方で輸入米の問題があります。今もアメリカは米を買えと圧力をかけてきていますから、これは絶対譲ってはいけないと思いますし、国が買わなくても民間が買っていますが、それに関してももう少し制限を強めるべきではないか。

農業はやはり国の礎であり、自由競争や市場のニーズではなくて、国が主導してきちんと守らなければいけません。経済合理性でやっては絶対にいけないと思っています。

農家の所得補償が必要

ですから必要なのは米の増産、米輸入の制限、そして三つ目は農家の所得補償です。農業に限らず一次産業全般が明らかに斜陽な産業になり、若者がだれも就こうと思わないので、ここはやはり国がテコ入れべきです。一次産業はそれこそ環境を守り、地方の雇用も守るので、変なGX(グリーン・トランスフォーメーション)をやるぐらいだったら、その分、一次産業支援のための投資に回してほしい。これを党を挙げて言っていこうと思います。

今後の政策の焦点は?

われわれは参議院選挙で減税と積極財政を訴えました。ですから減税は絶対やっていかなければなりません。そして積極財政のなかには、先ほど触れた一次産業の保護がありますのでそこへの支出、これを一丁目一番地で訴えていきたいと思います。

二つ目は参院選以降、関心事になっている外国人や移民の問題です。しかし、農業は人手不足で外国人にやってもらいたいという声もありますから農業を手伝ってくれる外国人をどう入れていくのかということについては、もっと制度を厳格にしてやっていかないと。安い労働力として外国人を入れて農業をやってもらうというのは絶対だめですが、農業の人手不足は来ますから、ここにどう限定的に外国人の力を借りるかは移民政策ともつながってくるため非常に大事だと思っています。

それからJAの問題です。どんな総裁、どんな政権になってもJAを株式会社にしたり外資を入れてしまうような政策は絶対にやってはいけないということです。小泉さんにはもともとそういう主張がありましたから、総裁になったとしてもそこは絶対にやらせない。死守したいと思います。

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