6年連続で過去最高益更新 2020年3月期決算短信 日産化学2020年5月19日
日産化学は5月15日、2020年3月期決算短信(2019年4月~2020年3月31日)を発表した。
同期間の業績は売上高が2068億3700万円で前年比19億4100万円増。営業利益は386億4700万円で15億5600万円増、経常利益は400億300万円で9億500万円増だった。営業利益と経常利益は6年連続で過去最高益を更新し、昨年11月に発表した業績予想値を上回った。
セグメント別で農業化学品部門は、フルララネル(動物用医薬品原薬)が、顧客在庫の影響により減収となった。国内向け農薬は、5月から日本で販売を開始した「グレーシア」(殺虫剤)が好調だった。「ラウンドアップ」(非選択性茎葉処理除草剤)は、上期に自然災害などの影響を受けた昨年より増収となり、さらに下期でも順調に推移した。
海外向け農薬は、「タルガ」(除草剤)が減収となったが、韓国向け「グレーシア」と同第3四半期に買収した「クィンテック」(殺虫剤)が売上に貢献した。
この結果、同部門の売上高は640億3800万円で前年同期比13億1300万円増。営業利益は193億300万円で同9億5200万円増となった。業績予想比で、売上高は3億円、営業利益は3億円の下ぶれとなった。
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