食品ロス×飢餓ゼロへ 世界食料デーキャンペーン2020実施 国連WFP2020年9月2日
国連WFP協会は、コロナ禍でも取り組める社会貢献活動として、「ゼロハンガーチャレンジ~食品ロス×飢餓ゼロ~」を10月31日まで実施している。食品ロス削減の取り組みをSNSに投稿すると、1投稿当たり120円が寄付協力企業より国連WFPの学校給食支援に寄付される。
世界には、全人口をまかなうだけの十分な食料があるにもかかわらず、およそ6億9000万人が飢餓に苦しみ、一方で全世界で生産された食料の3分の1は捨てられている。日本も年610万トン以上を廃棄する「食品ロス大国」の一つで、この量は国連WFPの支援食料量のおよそ1.5倍にのぼるという。
昨年10月1日には、「食品ロス削減推進法」が施行されるなど、企業や市民の食品ロスに対する関心は高まっており、食品ロス削減はSDGsのターゲットの一つに設定されるなど、世界的な重要課題となっている。
今年で3年目の実施となる今年は、より多くの人に参加してもらえるよう、料理に限定していた食品ロス削減の取り組みを、全ての取り組みを対象とした。また、優れた投稿には賞を贈呈するコンテストも設けた。
キャンペーンには、著名人やインフルエンサー、企業など、趣旨に賛同した100を超える個人・団体が協力し、「食品ロス」と「飢餓」の問題を「ゼロ」にすることをめざす。
ゼロハンガーチャレンジ、パートナーイベント(※8月31日時点予定)
・サンリオエンターテイメント...サンリオピューロランドで食品ロスに関するイベントを実施
・タスカジ...登録ハウスキーパーが参加するオンラインフェスで、食品ロスのプログラムを開催
・BIブレッドプロジェクト...売れ残ったパンを集めて販売する「夜のパン屋さん」でキャンペーン拡散
キャンペーン協力著名人(8月31日時点)敬称略・順不同
知花くらら(国連WFP親善大使)、EXILE ÜSA(国連WFPサポーター)、ピコ太郎、ゆきぽよ、ふなっしー、伊勢谷友介、椿鬼奴、リュウジ、Taki(FAKY)、EXILE 松本利夫、moca(lol-エルオーエル-) 、EXILE MAKIDAI、上間江望、おばたのお兄さん、AYUMI、ロバート・馬場、ゆにばーす・はら、3時のヒロイン、高野祐衣、たかまつなな、Re:Complex 金子京平、ロバート・キャンベルなど
※その他70人以上のキャンペーンアンバサダーが協力
<キャンペーン概要>
実施期間:9月1日~10月31日
主催:認定NPO法人 国連WFP協会
参加方法:
食品ロス削減の取り組みを、指定ハッシュタグ3つを付けてSNSに投稿すると、1投稿につき120円が協賛企業22社(下記に一覧)の協力により国連WFPの「学校給食支援」に寄付される。
◎ハッシュタグ:「#食品ロスゼロアクション」「#ゼロハンガー2020」「#国連WFP」
※寄付は、寄付協力企業からの協賛金の合計(8/31時点651万円)が上限
各賞:とんがりコーン賞、明治賞、カップヌードルをストックしま賞、サンリオピューロランド賞、吉本興業賞、国連WFP賞
特別協賛
ハウス食品グループ本社、明治、日清食品ホールディングス
協賛
アルフレッサ ホールディングス、江崎グリコ、エスビー食品、NOK、キッコーマン、国分グループ本社、生活アートクラブ、トヨタ自動車、日清医療食品、ハナマルキ、フジッコ、一般財団法人ベターホーム協会、三井化学、三菱商事、三菱UFJ銀行、モリサワ、森永製菓、森永乳業、ワコウ
その他パートナー
クリエイティブクッキングバトル実行委員会、映画「もったいないキッチン」、吉本興業ホールディングス
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