「産地を旅するコーヒー定期便」販売開始 坂ノ途中2020年10月22日
持続可能な農業の普及をめざし、野菜を提案する(株)坂ノ途中(京都市)は、サステナビリティに配慮した2種類のスペシャルティコーヒーを毎月そのストーリーとともに届ける「産地を旅するコーヒー定期便」の販売を10月20日から開始した。

同社が2016年に海外事業として立ち上げたコーヒー部門、「海ノ向こうコーヒー」が提供するサービス。(1)美味しさ、(2)環境改善への貢献、(3)地域コミュニティへの配慮という3つの観点からコーヒー豆を扱っている。コーヒー生産が地域社会に与える影響を考慮し、産地の抱える問題の解決につながるコーヒーを輸入販売することで持続可能な社会づくりを支援している。
東南アジアのコーヒー産地はスタッフ自ら定期的に訪問、栽培の段階から生産者とともに品質向上に取り組んできた豆を"ダイレクトトレード"で輸入、日本で販売する。ダイレクトトレードは、栽培や精製(加工)の技術支援から、輸入、日本での販売チャネル確保までを行い、収量が不安定でも高品質なコーヒーであれば、その価値が正しく評価される流通網。ラオス北東部では、アグロフォレストリーと呼ばれる、森の中で農産物を育てる手法で栽培しており、熟度の均一化や発酵レベルの安定など、品質向上を図ることで、森林減少を防ぎながら、山間地で暮らす人たちの所得確保につなげている。
コーヒー定期便は、海ノ向こうコーヒーの焙煎士が焙煎した新鮮なコーヒーを、生産現場の様子や生産者のストーリーを伝えるリーフレットとともに毎月2種類届ける。リーフレットを読みながらさまざまな産地の個性豊かなコーヒーを味わうことで、コーヒー産地を旅する気分を楽しめる。「ちょっぴりコース」50g×2種類は1000円、「たっぷりコース」150g×2種類は2200円。いずれも送料込・税別。
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