栃木県内初のGI登録 宇都宮市の伝統野菜「新里ねぎ」出荷開始2020年12月11日
地理的表示(GI)保護制度に栃木県内で初めて登録された宇都宮市・新里地区で生産されている伝統野菜「新里ねぎ」の出荷が、12月1日から始まった。

新里ねぎの歴史は古く、江戸時代から地域に伝わる在来種を自家採種し栽培されてきた伝統野菜。
新里地区の土は、粘性の高い粗い土質であるため、植替えし、浅く掘った溝に斜めに寝かせて曲げることで、柔らかさと甘みが生まれると言われる。出荷時期は12月~2月で、12月下旬に最盛期を迎える。
今年は、新型コロナウイルスの影響により、毎年開催していた「新里ねぎときのこまつり」が中止となったが、品質は良好だという。
新里ねぎは、うつのみや農産物ブランド推進協議会が、JAうつのみや管内で生産されている農産物のうち、「豊富な生産量等により『農業王国うつのみや』のイメージに繋がるもの」「宇都宮ならではのもの」「特に高品質なもの」の3つに区別して認定する「ブランド農産物」で、「宇都宮ならではのもの」として、令和元年10月に認定されている。
新里ねぎの令和元年度生産量は約28トン。主に道の駅うつのみやろまんちっく村と新里地区の直売所等で販売している。
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