切り花の世界市場 2027年まで年平均成長率4.3%で成長の見込み2022年2月7日
REPORTOCEANは1月27日、切り花の世界市場に関する最新レポートを発行。同市場は、予測期間の2021~2027年にかけて年平均成長率(CAGR)4.3%以上で成長すると予測している。
園芸家の多くは、それぞれの土地で切り花を栽培しているが、世界には切り花専用の花卉産業が存在する国もある。切り花の原料となる植物は、気候や文化、地域の富のレベルの変化によって変化。切り花がもたらす健康上のメリットや、共同イベントにおける切り花の利用が増加していることが、市場の成長を予測させる主な要因となっている。
花びらから作られたペーストやクリームは、肌、特に顔の状態を改善する効果があり、ひまわりから作られた醸造酒を飲むと、潰瘍や月経痛に大きな効果がある。また、喉が痛いときにうがいをするための洗浄液としても使える。
さまざまな植物とのハイブリッド技術の開発も、予測期間中の市場成長を予測する要因となっている。例えば 2020年、Afrifloraは、エチオピアの花卉産業向けに湿地とバイオコントロールを構築。2019年6月、ドイツの切り花の主要な企業であるDummen OrangeとKordes Rosenは、顧客のために最高のバラへのアクセスを作成するために協力した。
切り花の世界市場は、アジア太平洋、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、その他の地域を含む地域別に分析。ヨーロッパは、地域市場での地位を強化するため、製品の発売や拡張などの有機的な成長戦略の採用により、市場シェアの面で世界的に重要な地域となっている。一方、北米は、同地域における切り花の需要の増加とライフスタイルの変化により、予測期間2021~2027年にかけて最も高い成長率を示すと予想される。
同レポートに含まれる主な市場関係者は以下の通り。
Afriflora Sher
Washington Bulb Co. Inc.
Oserian
Dummen Orange
The Queen's Flowers
The Kariki Group
Selecta one
Karen Roses
MultiFlora
Rosebud Limited
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