ミールキットの外袋 再生プラスチック30%配合に切替え 生活クラブ2022年3月1日
生活クラブ連合会は、生活クラブの食材を使ったミールキット「ビオサポ食材セット」の外袋(ポリエチレン)を再生原料30%配合包材に変更。3月の取組み品目から順次切り替える。

「ビオサポ食材セット」は、カット済の野菜と生活クラブで取り扱う肉や魚、化学調味料不使用の調味ダレなどのセットで、約10~20分の短時間で仕上がる便利なミールキット。資源温存、CO2削減の観点からプラスチック削減をさらに推進するため、外袋を再生プラスチック30%配合したものに変更する。再生原料は、これまでの外袋と同等の製品製造時に発生する端材や、製造工程の初期に発生し廃棄処理となる部分を活用。それをリペレット加工し、再生樹脂原料として配合する。また、同時期に外袋を止めるバックシールの材質もビニールテープから紙テープへ変更する。この再生原料への切り替えにより、 年間で約6トンが再生プラスチックに切り替わる見込み。なお、「ビオサポ食材セット」の価格に変更はない。
また、同じくプラスチック削減という点で、1月からは冷凍食品「あじフライ」の内袋に封入したトレイを不使用に、 2月下旬から容器にリユースびんを使用した「トマトパスタソース」の共同購入を開始するなど、容器包材のプラスチック削減に優先的に取り組んでいる。
生活クラブでは、これまでも生産から廃棄に至るまで安全や健康、環境に配慮した品物の共同購入を通じ、持続可能な生活を実践してきた。特に1994年に開始した、統一規格のびん容器をリユースする仕組み「グリーンシステム」は、20年以上にわたる一連の取組みが評価され、2018年に「第6回 環境省グッドライフアワード環境大臣賞(NPO・任意団体部門)」を受賞した。
外袋を再生プラスチック30%配合に切替え
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