茨城県かすみがうら市の関係人口創出へ「農業体験プログラム」など開催 雨風太陽2022年6月2日
産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する雨風太陽は、「食を通じた関係人口創出事業」の一環として、地方創生に取り組むLIFULL(ライフル)と連携し、茨城県かすみがうら市で、「農業体験プログラム」と「スマート農業実証プログラム」を開催。プログラム参加者の募集を6月1日から始めた。かすみがうら市への新規就農や、アグリテック企業と市内農家とのマッチング等を促し、関係人口を創出する。

両社が連携して取り組む、農業をテーマにした地域の関係人口構築事業の第1弾。「農業体験プログラム」は雨風太陽が、「スマート農業実証プログラム」はLIFULLが企画・運営を担う。「農業体験プログラム」の参加者募集にあたっては、両社の合同オンラインイベントを6月16日に開く。なお、同プログラムは、かすみがうら市が2021年から取り組んでいる「地域課題の解決型ワーケーション」の発展型として行われる。
■ 農業体験プログラム
かすみがうら市への移住・二拠点居住や、かすみがうら市での新規就農・事業承継を検討している市外在住者向けに、市内宿泊も含めた年3回の農業体験プログラムを提供。市内の農場での農業体験や、最新のアグリテック技術を学ぶ勉強会の受講などが可能。
◎実施概要
開催日程:7月18日~20日、9月11日~13日、11月27日~28日※参加者は全日程への参加が必須
募集人数:6人
参加費:宿泊費、現地までの交通費、飲食費等は参加者負担(農業体験、勉強会への参加費は無料)
<今後のスケジュール(予定)>
6月1日〜 プログラム参加者の募集開始
6月16日 オンラインイベント "LOCAL MATCH TALK vol.36 「どうせやるならとことん本気の農ライフ!〜 果樹でつながる地域資源の輪 〜」" を開催
6月27日 参加者決定
7月18日~20日 プログラム開催(1回目)
9月11日~13日 プログラム開催(2回目)
11月27日~28日 プログラム開催(3回目)
■スマート農業実証プログラム
一次産業を営む市内の農家・農家希望者と、農業の収益性の向上を実現するためのAI、IOT、ロボット、衛星技術等の次世代技術を有するアグリテック企業とのマッチング・実証事業実施を目指すプログラムを開催。
同プログラムでは、市内農家向けに、アグリテック企業による説明会(ピッチ)を開き、次世代技術による市内農業の発展の可能性について知る機会を提供。実際に農業技術の実証事業を行う企業および、共に実証を行う農家を募集する。マッチング成立後は、市内農地で実証事業を実施。その成果については、今後のかすみがうら市の新しい農業サービスの開発の検討や、今後のアグリテック企業の進出に繋がる取り組みの開発に活かされる。
◎実施概要
開催日程:7月18日、7月19日、9月12日、12月中旬
募集企業数:6社程度
参加費:宿泊費、現地までの交通費、飲食費は参加者負担
<今後のスケジュール(予定)>
6月1日~6月15日 プログラム参加企業の募集
7月18日、19日 参加企業による農家向け説明会(ピッチ)開催
7月~12月 参加企業と市内農家による農業技術の実証事業
9月12日 参加企業による中間報告会
12月中旬 参加企業による最終報告会
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































