オンラインセミナー 「責任ある森林管理のための勉強会」開催 FSCジャパン2022年11月28日
国際的な森林認証制度FSC(Forest Stewardship Council)を普及啓発するFSCジャパンは11月8日、オンラインセミナー「責任ある森林管理のための勉強会」の第7回を開催。京都大学の北山兼弘教授が登壇し、FSC FM認証にオプションとして導入された生態系サービス評価制度について解説した。
2021年6月に始まった同勉強会は、全国のFM認証取得者や、FSC認証木材に関わるCOC認証取得者をはじめ、FSC認証に関心のある人を対象に開催。126人が参加した第7回は、FSC認証林における責任ある森林管理に関する有用な情報を提供するため、「FSC森林認証における生態系サービス評価制度―インドネシア熱帯林での事例―」をテーマに、京都大学の北山教授が登壇した。
近年、FSC FM認証にオプションとして導入された生態系サービス評価制度は、まだほとんど普及しておらず、日本における認知度は高くない。今回のセミナーでは、研究者としてインドネシアの認証林で実際にその制度を使った認証の取得を支援した北山教授が、制度の内容や意義を解説し、事例を紹介。インドネシア、カリマンタンのFSC FM認証取得林において、生物多様性保護や炭素貯留についての森林管理による好影響を科学的に証明した。また、セミナーでは、その中で明らかになった課題も指摘しながら、始まったばかりのこの制度の意義や今後の展望について議論された。勉強会の動画と講演資料は、以下のFSCジャパンウェブサイトから閲覧できる。
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