農業の課題解決へ 大分東高校園芸ビジネス科でAI利活用授業を実施2022年11月29日
SB C&S株式会社は、大分県内でAIテクノロジーの利活用促進に取り組むおおいたAIテクノロジーセンターと大分県内のAI利活用推進とAIビジネス創出のための協業を開始。その第一弾として、大分県立大分東高等学校 園芸ビジネス科の生徒約30人を対象に、AIを手軽に「学べる・作れる・試せる」クラウド型AIプラットフォーム「AIMINA」を活用した授業を11月16日に実施した。
大分県立大分東高等学校 園芸ビジネス科は、スマート農業・デジタル化農業を実践し、将来の担い手育成や新規就農者の育成に取り組んでいる。今年度は、スマート農業授業として、大分県産いちご「ベリーツ」の生産をテーマに地域の農業法人と連携。農家が実際に抱えている病害中防除対策、実崩れ対策などの課題に対して、技術を用いてどのように活かしていくのかを研究している。
「プログラミング不要のAIツールを活用し、画像識別で課題解決」と題する今回の講習では、プログラミングスキルを持たない生徒も積極的にAIを利活用できるハンズオン教育として、実際に生徒が「AIMINA」を利用。サンプルの果実画像を使った画像分類のAI手法の作成や精度確認方法を実践形式で紹介した。また、同講習では、画像処理AIをはじめ、時系列予測などの「AIMINA」で利用可能な他のAI手法についても事例を紹介した。
参加した生徒からは「想像以上にAIを手軽に利用できることが分かった」「農業を支える職業に就きたいので、このような授業は大変ためになった」「スマート農業に関心があったので、この授業をきっかけに知識を深めたい」などの感想があった。今後は、生徒が日々研究している農業における課題解決に向けてさまざまなAI活用にチャレンジしていくが期待される。
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