社会人向け農業学校「アグリイノベーション大学校」プログラムを再構築 マイファーム2022年12月15日
マイファームは12月14日、運営する社会人向け週末農業学校「アグリイノベーション大学校」の農業教育カリキュラムを再構築し2023年春の入学生を募集している。「あなたの農業人生が決まる学校」をテーマに農業界における人材増加と多様性の強化をめざす。
社会人向け週末農業学校「アグリイノベーション大学校」は、農業を学ぶ機会として「研修期間が短く」かつ「広範な研修内容を有する」学校を実現するため2011年に開校。開校13年で多様なバックグラウンドを持った2000人以上の卒業生を輩出し、卒業後の進路としてそれぞれが自分に合った多様な農業人生を選んでいる。
農林水産省の「農業人材の確保に向けた検討会」で「人口減少等により農業者の減少が急速に進む中、持続可能な農業を実現するには、意欲ある多様な若者を農業に呼び込むことで、新規就農者数を増やし、定着させていくことが重要」と挙げられたことからも、国全体として今後も農業の多様化が進んでいくと予測される。
加えて、新型コロナウイルスによる社会変容によって、東京在住者の地方移住への関心度は1.36倍に。全国のテレワーク実施率2.97倍となり、アグリイノベーション大学校ウェブサイトへの新規訪問者数も前年比156.8%増と、農業への関心も高まっている。
アグリイノベーション大学校の卒業生の動向を分析すると、「就農」「農業ビジネス」「ライフスタイル」の大きく3つに分けられることから、いずれの進路にも対応できるよう新カリキュラムを導入。卒業後の農業人生をまとめた個々の行動計画として「マイプラン」を作成する独自のプログラムを導入し、農業人生のスタートを支援する。また、「マイプラン」作成に向けて、農業について技術・経営・社会などの観点から、総合的な知識とスキルを身につける。
講師には、 年間100件以上の講演で全国を回り、農業者の課題解決と教育指導において第一線の実績を有する佐川友彦氏を顧問に招き、カリキュラム構築から実際の講義まで連携する。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 果樹園地で初めて確認 富山県2025年5月15日
-
【注意報】ムギ類赤かび病 多発リスクに注意 三重県2025年5月15日
-
"安心のお守り"拡充へ JA共済連 青江伯夫会長に聞く【令和6年度JA共済優績組合表彰】2025年5月15日
-
【地域を診る】観光・イベントで地域経済は潤うのか 地元外企業が利益吸収も 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(1)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(2)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(3)2025年5月15日
-
麦に赤かび病、きゅうりのアザミウマ類など多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第2号 農水省2025年5月15日
-
パッケージサラダ7商品 を価格改定 6月1日店着分から サラダクラブ2025年5月15日
-
なぜ「ジャガイモ―ムギ―ビート」?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第340回2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(1)2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(2)2025年5月15日
-
「JAグループ宮城 営農支援フェア2025」がラジオCMで告知 JA全農みやぎ2025年5月15日
-
いちごの収穫・パック詰め体験イベント開催 新規就農者研修も募集へ JA全農みやぎ2025年5月15日
-
就農希望者が日本の農業を"見つける" 2025年度の「新・農業人フェア」 農協観光と「マイナビ農業」2025年5月15日
-
JA三井リースが新中計「Sustainable Evolution2028」策定 課題解決で持続的成長目指す2025年5月15日
-
「NARO生育・収量予測ツール」にトマト糖度制御機能を追加 農研機構2025年5月15日
-
冷凍・国産オーガニックほうれん草 PB「自然派Style」から登場 コープ自然派2025年5月15日
-
独自品種でプレミアムイチゴ「SAKURA DROPS」立ち上げ 東南アジアの高級スーパーで販売 CULTA2025年5月15日
-
茨城の深作農園「日本さつまいもサミット」殿堂入り農家第1号に認定2025年5月15日