「2027年国際園芸博覧会」正式略称は「GREEN × EXPO 2027」に決定2023年2月9日
2027年国際園芸博覧会協会は2月8日、「2027年国際園芸博覧会」の開催1500日前を迎えるにあたり、大手町プレイスカンファレンスセンター(東京都千代田区)で記者発表会を開催。正式略称が「GREEN × EXPO 2027」に決まり、公式ロゴマークの最優秀賞作品を発表した。
8日に開かれた「2027年国際園芸博覧会」の発表会(東京・大手町で)
「2027年国際園芸博覧会」の正式略称「GREEN × EXPO 2027」を発表するとともに、開催に向けて加速化する活動を牽引する推進体制「GREEN × EXPOラボ(創生組織)」が発足した。チェアパーソンには日本経済団体連合会会長の涌井史郎氏、マスターアーキテクトには建築家の隈研吾氏がラボメンバーとして就任。また、同博覧会のクリエイターとして写真家・映画監督の蜷川実花氏が就任し、屋内展示企画・キービジュアルを担当する。
正式略称「GREEN × EXPO 2027」は、「植物」、「花」、「緑」を総称する言葉。「自然」、「環境にやさしい」という意味を持つ「GREEN」、国際的に共通する課題の解決に寄与する国際博覧会「EXPO」という語を掛け合わせることで、SDGsやGX(グリーントランスフォーメーション)の実現に貢献する博覧会として、これからの自然と人、社会の持続可能性を追求し、世界と共有する場であることを表現した。
公式ロゴマーク最優秀賞を受賞した喜多さん
2022年10月から一般公募した「2027年国際園芸博覧会」の公式ロゴマークは、喜多祐子さんが最優秀賞を受賞。喜多さんは、「公式ロゴマークのデザインは、私たちが緑から受け取るもの、やすらぎや爽やかな大気を表している。また国際的な博覧会ということで、日本の文化を取り入れたく日本の美的感覚である『見立ての美学』を意識した」と話した。
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