岩手農協チキンフーズ 八幡平工場 PPAで1.3MWの太陽光導入 ヤマガタデザイン2023年6月13日
山形県庄内エリアを中心に地方の課題を希望に変える街づくり事業を展開するヤマガタデザイン(山形県鶴岡市)は、教育を応援するための再エネ事業「SORAIソーラー」において、企業の屋根に太陽光発電設備を無償で設置。20年間一定の単価で再エネを供給するPPAモデルを提供している。このほど、岩手県内で初めて岩手農協チキンフーズ八幡平工場(岩手県八幡平市)に導入され、6月9日から発電を開始した。
PPAは「電力販売契約」のこと。需要家(企業)が所有する施設の屋根等のスペースを借りてPPA事業者が太陽光発電設備を無償で設置し、そこで作られた電気を企業に供給する。今回、導入された設備容量は1.3MWで、年間の発電消費量は105万kWhを見込んでいる。SORAIソーラーにおいて、1MWを超えるPPAは今回が初めて。岩手農協チキンフーズでは、導入によって年間約1058万円、20年間で約2億円のコスト削減につながると試算している。
同事業は、電気代の一部を、子どもたちの教育に還元することが特徴。今回は、岩手農協チキンフーズの希望により、岩手県教育委員会に寄付し、大学等への進学支援や、部活動用品の購入など、教育環境の充実に活用され、寄付額は、20年間で約274万円程度を見込んでいる。
同設備の設計、施工はPPA事業を数多く手掛け、同社と連携する株式会社FDが担当し、今後の設備の運営保守も担う。
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