労働力確保支援サービス「農How」推進 JA愛知中央会と業務連携協定締結 アグリトリオ2023年9月29日
アグリトリオ(愛知県豊橋市)とJA愛知中央会は、地域農業の生産維持・拡大、農業経営体の発展のため、10月1日付で業務連携協定を締結。同社の労働力確保支援サービス「農How」を推進することで、愛知県内の組合員にその活用事例の共有や有効性・利用料の優位性等をPRし労働力不足の解決をめざす。
「農How」サービス概要
アグリトリオは2020年度から、愛知県内の特に東三河地方を中心に労働力支援をサポートするため、デイワークアプリ「農How」を開発・運営してきた。農業が盛んな愛知県でも、農業従事者の減少・高齢化・後継者問題が課題となっており、新たな労働力確保の手法で潜在層を掘り起こす仕組み作りが求められている。
これまでの農作業は親族に依頼するのが当たり前だったが、「働きたい人や働いてみたい人を地域でシェアして解決」するテクノロジーと、製造業で培った標準化ノウハウを活かして、農業未経験者でも安心して作業に取り組める仕組みが融合。地域雇用や関係人口を創出することで1つの地域課題解決につながってきている。
同協定により、愛知県内の農業労働力支援を行っているJA愛知中央会と連携することで、これまで周知できずにサービスが行き届いていなかった農家を支援。また、各産地の維持・拡大へ向けた取り組みをめざす。
◎連携事項
(1)愛知県内JAの組合員に対し、労働力確保支援サービス「農How」の推進
(2)JA施設等へのPR推進
(3)農家組合員への説明会の開催
(4)愛知県内JAの組合員に対し、労働力確保支援サービス「農How用料10%OFFの適用
(5)愛知県内JA管内利用者数等のデータ共有
(6)その他、労働力確保支援サービスにつながる取り組み
新型コロナウイルス感染症の5類移行後、各業界において労働需要が高まり、農業分野での労働力確保が厳しくなっていることや、最低賃金の上昇による雇用人件費の増加等の課題があるため、1日単位のスポット雇用に対応でき、繁忙期や急な労働力不足における労働力確保につながる「農How」の活用を推進し、愛知県内の農業労働力支援に取り組む。
重要な記事
最新の記事
-
「アグリスウェイ」の浸透で2年連続3回目の受賞 JAあいち知多【令和5年度JA共済優績組合表彰】2024年5月20日
-
【注意報】秋まき小麦の赤さび病 全道で多発のおそれ 北海道2024年5月20日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年5月20日
-
農作業事故をVRで体験 東京都立園芸高校で農作業安全授業 JA共済連2024年5月20日
-
安全性検査をクリアの農業機械 農用トラクターなど2機種21型式を公表 農研機構2024年5月20日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」番組撮影の裏側に密着 JAタウン2024年5月20日
-
JA標茶×テンザホテル札幌「北海道牛乳消費拡大キャンペーン」20日から2024年5月20日
-
春ニンジン出荷最盛を迎える JA菊池2024年5月20日
-
【JA人事】JAふえふき(山梨県)小池一夫組合長を再任(5月1日)2024年5月20日
-
【JA人事】JA北宗谷(北海道)新組合長に平野正志氏(5月17日)2024年5月20日
-
東北工場稼働 パックごはん商品をリニューアル JA全農ラドファ2024年5月20日
-
輝翠TECH Series Aとして1.5億円の資金調達を実施2024年5月20日
-
農林水産祭で天皇杯受賞 広島県産「せとだエコレモン」の夏ドリンク新発売 モスバーガー2024年5月20日
-
農業用大型ドローン「DJI AGRAS T50」実演会ツアー開催 福田農機2024年5月20日
-
電動ラジコン草刈りロボットの実証実験 九大附属農場で実施 ユニック2024年5月20日
-
山形県産さくらんぼ「佐藤錦」使用 期間限定ショートケーキ登場 カフェコムサ2024年5月20日
-
機械による作業効率化、6次産業支援など提案「J AGRI KYUSHU」出展 大阪シーリング印刷2024年5月20日
-
【人事異動】デンカ(5月20日付)2024年5月20日
-
米をいろんな形で楽しめる 国産米でつくった「お米のスナック」新発売 無印良品2024年5月20日
-
惣菜市場規模 前年比4.9%増『2024年版惣菜白書』日本惣菜協会2024年5月20日