東京電力福島第一原子力発電所事故 被災者応援金 171万人に呼びかけ パルシステム連合会2024年3月5日
パルシステム連合会は、東日本大震災から13年を迎える3月11日を前に、東京電力福島第一原子力発電所事故による被災者や避難者を支える活動を資金面で応援する募金への協力を171.4万人の利用登録者に呼びかける。
2023年度助成の「震災ストレス研究会」
募金の受付は、商品注文時にインターネットや注文用紙で登録。申し込み単位は1口300円と1000円があり、ともに複数口(例:1口300円を2口と1口1000円を3口申し込みで3600円を寄付)の申し込みが可能。商品購入に応じて付与されるポイントを利用した寄付も受け付ける。
利用者から寄せられた募金は「東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金」として、被災者や避難者を支援するさまざまな団体の活動に生かされる。募金活用の使途は、利用者も参加する運用管理委員会の審査を経て、応援する団体と金額を決定。避難者の心のケアや居場所づくり、保養活動など、地域の草の根活動の諸費用に活用される。
パルシステムは、募金を活用した被災者への支援事例を伝えるため、報告会を毎年実施。2023年度は1890万6600円を25団体に助成し、甲状腺検診や保養活動、事故を風化させないためのスタディツアーや情報発信などに活用された。
1月には2022年度に助成した4団体が、国内の各地域で被災者に寄りそうようすを報告。子どもの甲状腺がんをめぐる裁判や、避難者への補償問題によって発生する分断など、今なお解決の糸口が見えない課題に向き合う人たちとの歩みを伝え合った。
また、1月に発生した能登半島地震にも触れ、「大規模災害からの復興の道筋は、人権を基軸に被災者とともに考えること」が重要だとあらためて確認する機会となった。
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