農業を志す学生450人が来場「食品・農業就活サミット」開催 シンクロ・フード2024年4月23日
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」を運営するシンクロ・フードは3月21日、2025年新卒の学生を対象に、11回目となる「食品・農業就活サミット」を東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催した。
「食品・農業就活サミット」会場(東京国際フォーラム)
当日、会場には農業、アグリビジネス、食品業界の72社が全国から集まり、約450人の学生が参加。食・農関係企業の採用担当者と、食品・農業への就職に興味のある学生で会場は熱気に包まれた。
学生向けの特別セミナーでは、農業界を牽引する経営者でマイファーム代表の西辻一真氏、朝霧メイプルファーム代表の丸山純氏とシンクロ・フード代表の藤代真一氏によるトークセッションを実施。農業の魅力や今後の業界展望、就職活動のアドバイスなど、多岐にわたるテーマで盛り上がり、学生からは、「農業経営者のお話を直接聞けてモチベーションが上がった」「セミナー後の合同説明会に臨む参考になった」などの声が寄せられた。
特別セミナー終了後は、合同説明会がスタート。企業と学生とのコミュニケーションが活発に行われ、出展者の中には、席が足りず次の説明会まで学生に待機してもらうブースも見られた。
来場した学生へのアンケ―トでは、イベント参加理由で最も多かった回答が「農業界への就職を希望しているから」(58%。次いで「食品業界への就職を希望しているから」(52%)という結果で、農業、食品業界に就職したいという熱量の高い学生が参加していることがわかる。また、農業/食品業界志望理由を聞いたところ、「食に関心があるから」(55%)、「学んだ知識を活かしたいから」(50%)の2つが多い結果に。農業系専攻の学生が半数を占めていることも影響している。
さらに、学生と出展企業にイベント全体の満足度について聞いたところ、学生は「非常に満足」(57%)、「やや満足」(38%)と95%が「満足」と回答。出展企業も、「非常に満足」(27%)、「やや満足」(59%)と86%が「満足」という結果で、双方にとって満足度の高いイベントとなった。
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