IOC「オリーブオイル理化学 type B認証」4年連続で取得 J-オイルミルズ2024年12月17日
J-オイルミルズは、国際オリーブ協会(IOC)が認証する国際的な品質分析基準「オリーブオイル理化学type B認証」を4年連続で取得した。認証の有効期間は12月1日から2025年11月30日まで。
IOCが毎年主催するこの認証は、IOCが定めた技能評価基準を満たし、世界レベルのオリーブオイルの理化学分析を実施できる能力があると認められた機関・団体のみに与えられる。同社のオリーブオイル理化学分析チームは、2018年に日本企業で初めて「オリーブオイル理化学type A認証」を取得し、2020年まで連続でtype A認証の継続認証を受けた。
2021年には、日本の製油企業で初めてtype A認証を包括する上位認証である「type B認証」を取得し、2021年から4年連続での取得となる。今回のtype B認証試験ではエラースコア0の最高成績を収めた。
J-オイルミルズは、おいしいオリーブオイルを日本の食卓に届けるため、オリーブオイルの「鮮度」にこだわっている。オリーブオイルの鮮度やおいしさを計るための重要な技術とされているのが風味評価と理化学分析だが、同社のオリーブオイル理化学分析チームは、定期的な訓練やモニタリングを受け、分析能力の維持・向上を日々図っている。さらに、その能力を国際水準に合わせるため、今回認証を取得したIOCのオリーブオイル理化学認証試験を毎年受験している。
また、同社はIOCの理化学認証の検査項目のうち「酸度」を、オリーブオイルの「鮮度」を測る基準として、特に重要な検査項目のひとつと認識。そのため、JOYL「AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージン」の原料のオリーブオイルは、IOCが定める国際基準より厳しい独自基準を設け、酸度0.3%以下のものだけを厳選してスペインから輸入している。
JOYL「AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージン」
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