11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
総務省が12月20日に公表した11月の消費者物価指数は、2020年を100とした総合指数が110となり、前年同月比で2.9%上昇、前月比(季節調整値)も0.6%上昇した。特に、生鮮食品が128.6に上昇するなど高騰が続き、食料全体も121.3と10大項目のなかで最も高い伸び率となった。
前年同月比で見た食料の内訳は、穀類が115%ともっとも高く、うるち米(コシヒカリを除く)が164.7%と突出している。次いで生鮮野菜が114.3%で、特にキャベツが161%と高い。生鮮果物も111.1%で、ミカンの114.7%など。その他は飲料107.4%(コーヒー豆124.9%など)。菓子類105.8%(チョコレート129.2%など)、肉類104.5%(国産の豚肉105.7%など)。外食と調理食品はともに102.4%となった。前月比で見ても、生鮮食品は0.8%上昇、食料全体も0.7%上昇した。
他の10大項目では、政府の補助が縮小した電気代が9.9%、ガス代も5.6%上昇した。総合指数の前年同月比への影響を見ると、生鮮食品により0.29ポイント拡大し、電気代や都市ガス代代などエネルギーによる拡大幅の0.28ポイントと並んで大きい。
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