24年11月の実質賃金が4カ月連続減少 米、野菜高騰の影響大2025年1月9日
厚生労働省が1月9日に公表した「毎月勤労統計調査」の24年11月分(速報)によると、事業所規模5人以上の実質賃金は0.3%減と4カ月連続のマイナスになった。同月は野菜など生鮮食品が8.7%上昇し、生活への影響が大きくなっている。
同月の名目賃金は前年同月比3%増の30万5832円となったが、消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)が前年同月比3.4%上昇した影響で、実質賃金が目減りした。
食料の前年同月比で見ると、うるち米(コシヒカリを除く)が64.7%増と高騰して穀類全体は15%増となった。生鮮野菜もキャベツの61%増などが影響して全体でも14.3%増、生鮮果物はミカンが14.7%増と上がり全体は11.1%増など2桁増となっている。前月比で見ても生鮮食品は0.8%増で、10大品目のなかでも最も高い伸び率だった。
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